すでにチケットの完売も出てきたラリージャパン。やっぱり世界選手権の競技レベルの高さは感動的だ。そんななかニッポンの威信をかけたと言っても過言ではない軽自動車が参戦する。ダイハツコペンが帰ってきたぞぉぉ!!!!
文/写真:ベストカーWeb編集部
■DAIHATSU GAZOO Racingってマジっすか!!!
ラリージャパンの拠点となる豊田スタジアム。サービスパーク2には国内を拠点とするチームが多く集う。WRCの舞台への参戦ということで、多くのチームがいつも以上にサービス(メンテナンス)に気合いを入れている。
そんななかひと際海外チームの目を引いているのが49号車D-SPORT ハーフウェイ レーシング ラリーチームのダイハツコペン。当然ながら軽自動車としての参戦となり、WRCで軽自動車が出場するのはラリージャパンだけだ。
赤と黒のツートンが見るからにかっこいいコペンだが、なんたって2022年にはラリージャパンでクラス優勝をしているだけにその実力は折り紙つき。今回は「DAIHATSU GAZOO Racing」のロゴまで登場し、ダイハツの本気度がヒシヒシと伝わってきた。
■豊田スタジアムで魅せた激走に感嘆
DAY1の締めくくりとなるのはステージ1となる豊田スタジアムでのスーパーSS。立体交差もある特設コースは見ごたえ抜群。ラリー1の車両などはコース幅をギリギリで攻める。
しかしそこは狭い道には世界に追従を許さない軽自動車。しかも超絶カッコいいコペンだぞ、コペン。スーパーSSはコペンからしたら広いのなんの。きっと他のラリーカーには見えていないラインがあるようで、コーナーへの攻め方もアグレッシブ。
ジャンプ台も軽やかにいなし、会場からは大きな拍手が起こり、どこか朗らかな空気に包まれた。もちろん果敢なドライビングそのものへの称賛もあるが、コペンという存在がどこか愛おしく、日本代表として世界に軽自動車を見せつける雰囲気すらあった(本当に)。
生憎の豪雨で始まったDAY2。まだまだ戦いは続く!!!
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