11月29日に発売されたランクル70。注文が殺到し、販売店によっては抽選販売やすでに受注停止のところもあり大盛況のようだ。納期はすでに3年以上ともいわれており、もはやディーラーに行っても買えない状況だ。となると、次に狙うはランクル250! 発売時期とその対策とは
文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部
■まずはランクル70の最新販売状況
11月29日に発売された再再販売のランクル70。ランクルを過去に購入または何台も購入した“上客”優先で注文を受け付け、受注を停止しているケース、抽選販売を行って結果を当選者に通知しているケース、第一次抽選が終了し、第二次抽選結果を12月初旬に通知するケースなど、全国の販売店によってさまざまな販売方式がとられている。
初期ロットの最も早い幸運な購入者の納期は2024年1~2月頃という話を聞いたが、契約した多くの顧客の納期は1年~2年、遅く契約した人で3年以上に伸びている状況だ。
サブスクのKINTOに関してもアルファード&ヴェルファイア以上の人気となっており、納期は公式ホームページで24カ月以上、ディーラー取材では3年以上というから、アルファード&ヴェルファイア以上の人気になっているのは間違いない。
■北米仕様は3グレード、価格は5万ドル半ば(約807万円)から
ランクル70はカタログモデルながら“もう買えない”状況になってしまった。とくれば、次に狙うはランクル250! 2023年8月2日に世界初公開されたが、まだ発売時期は公式にはアナウンスされていない。
そこで、今回はランクル250を確実に購入するためにはどうすればいいのか、現時点でわかる範囲内で書いていきたいと思う。
ひと足お先に発表されたアメリカでは、ランドクルーザー1958、ランドクルーザー、そして特別仕様車のランドクルーザーファーストエディションの3グレードで、2024年春に発売される。
パワートレーンは2.4L、直4ターボハイブリッド+8速AT(システム出力330ps/64.3kgm)のみの展開で、価格は5万ドル半ば(148円換算で807万円)からという。
価格が高いのは、ハイブリッドということと、北米仕様は愛知県田原工場に加え、日野自動車羽村工場で生産される可能性が高いため、輸出するため関税が上乗せされるぶん高くなっている。
北米仕様の3モデルを見ていきたい。発売時にローンチされる特別仕様車として限定5000台が発売されるファーストエディション。
丸型ヘリテージLEDヘッドランプ、ルーフラック、ファーストエディションのロゴがエンボス加工されたレザー調シートやドアパネルなど専用インテリアを装備するほか、18インチホイール+265/70R18サイズのオールシーズンタイヤ、サイドシルプロテクター、バックドアガード、本革パワーシートなど豪華装備が充実している。
続いて、エントリーモデルとなる、ランドクルーザー1958は北米に初めてランクルが導入された1958年をグレード名とした。
丸型LEDヘッドライトと、TOYOTAのロゴが入ったヘリテージグリルが特徴。そのほか、リアデフロック機構とクロールコントロール、18インチホイール+245/70サイズのオールシーズンタイヤを装備。
インテリアは8インチマルチメディアモニターや6スピーカーサウンドシステムのほか、ステアリングヒーター、シートヒーター付きファブリックシート、ACインバーター(2400W)を装備。
上位グレードとなるランドクルーザーはランドクルーザー1958の装備に加えて3眼式角目LEDヘッドランプも選択可能でRIGID製カラーセレクタブルLEDフォグランプ、18インチホイール+265/70サイズのオールシーズンタイヤを装備。
メカニズム面ではランクル300で定評のあるマルチテレインセレクトやマルチテレインモニターのほか、トヨタ初となるフロントスタビライザーを切り離してオフロードの接地性を高めるスタビライザーwithディスコネクションメカニズム(SDM)を装備。
インテリアは12.3インチマルチメディアモニター、10スピーカーサウンドシステム、ソフテックスパワーシート(ヒーター/ベンチレーター付き)など装備が充実しているのは上級グレードならでは。
一方、2024年下期から2.4Lハイブリッドが発売される中国では36万元(約720万円)からという。北米仕様と比べて安いのは中国生産のためだろう。
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