マツダのフラッグシップモデル「マツダ6」が国内販売が終了となることが決定。となると新型登場!? となるのだが、現段階でマツダからの嬉しいニュースはまだ……。ただCX-60から採用しているFRプラットフォームがマツダにはあり、これを新型マツダ6に使えばいいじゃん!! と思っている人も多いハズ。そこでもしFRの新型マツダ6が登場したら、どんな仕上がりになるのか!?!?
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
■セダン&ワゴンが消滅……FRで復活は期待大!!
4月中旬に日本向けの生産を終了し、終売となることがアナウンスされたマツダのフラッグシップモデルであるMAZDA6。
現行モデルは2012年に3代目アテンザとして登場し、2019年にMAZDA6に改名されているため、すでに12年弱が経過した長寿モデルということになるが、終売となると寂しい気持ちになるのは筆者だけではないだろう。
現在販売されている車両が終売となるということは、そのままラインナップから消滅してしまう可能性もあるが、その一方で新型が登場するという可能性も残されている。
マツダとしてはそこまでユーザー数の多くないモデルであるとはいえ、フラッグシップセダン&ワゴンがラインナップから消えてしまうというのは残念に感じるユーザーも少なくないハズだ。
■CX-60に続け!! FRプラットフォームで高級セダン&ワゴンを!!!!
幸いにもマツダには、新たに開発された「ラージ商品群」に対応するプラットフォームが存在する。
2022年9月に登場したCX-60を皮切りに、日本国外向けのCX-90、そして先日発表となったCX-70に続き、新型CX-80というモデルの登場も控えている。
これらのモデルはCXの冠が付くことからも分かるようにクロスオーバーSUVモデルであり、マツダも4車種の大型クロスオーバーSUVを販売することは事前にアナウンスしていたものだ。
このラージ商品群は、EV移行期における内燃機関の更なる環境負荷低減と、より上級志向のお客様のニーズを満足させる商品力を実現するためのものとされている。
だが、それであればクロスオーバーSUV以外のモデルが登場したとしても不自然ではないだろう。
■AMGにFスポーツと肩を並べる!? 高級スポーツセダンになれるぞマツダ6
ご存知の通りこのラージ商品群に使用されているプラットフォームは縦置きエンジンを搭載し、後輪駆動とするレイアウトを採用しているため、新型MAZDA6が登場するとすればFRモデルになることは確定だ。
となれば2000年に終売となったセンティア以来のFRセダンということになり、日本では需要がそこまで高くなかったとしても、日本国外でフラッグシップセダンたちと戦えるようになる可能性もありそうだ。
またトランスミッションもすでにトルクコンバーターレスのダイレクトな8速ATがCX-60に採用されており、これはMT車と同じ湿式多板クラッチを用いていることから3ペダルMTの追加も現実的だ。
さらに今年の東京オートサロンで発表された「マツダスピリットレーシング」からハイパフォーマンスバージョンなどがリリースされでもすれば、メルセデスAMGやBMW M、アウディ Sシリーズのような存在になることもできるかもしれない。
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