航続距離は600km超え!! 新型CR-Vは水素自動車で復活! 日本初の外部充電機能までついて完全無敵のデキ

航続距離は600km超え!! 新型CR-Vは水素自動車で復活! 日本初の外部充電機能までついて完全無敵のデキ

 CR-Vが日本市場から消えて早1年……待ち望んだ復活の時が来た! しかもまさかの燃料電池車? 日本初を備えた完璧すぎるその出来に涙が止まらない。ということで今回は、ホンダの新型燃料電池車CR-Vの最新情報を徹底解説していこう!

※本稿は2024年3月のものです
文/ベストカー編集部、写真/奥隅圭之、HONDA
初出:『ベストカー』2024年4月10日号

■日本で初となるプラグイン機能付き燃料電池車

FCEVとして日本市場に復活するホンダ CR-V
FCEVとして日本市場に復活するホンダ CR-V

 復活したCR-V最大の注目点。それはなんといっても『外部充電可能なプラグイン機能付き』だろう。燃料電池車というと、真っ先にトヨタミライを思い浮かべる人も多いが、そのミライにはプラグイン機能は備わっていない。つまり新型CR-Vは日本で初となるプラグイン機能付き燃料電池車なのだ。

 開発コンセプトは「Eライフジェネレーター」。水素ならではの短いチャージ時間と長い航続距離に加え、プラグイン機能による給電を可能にすることでより利便性を高めるものとしている。

■燃料電池のいいトコと電気のいいトコをこの一台で

CR-V e:FCEVの透視図。水素タンクは後部座席下とラゲッジスペースに配置し、使い勝手が悪くならないようレイアウトされる
CR-V e:FCEVの透視図。水素タンクは後部座席下とラゲッジスペースに配置し、使い勝手が悪くならないようレイアウトされる

 ホンダと水素の歴史は1998年のプロトタイプから始まった。FCXなどを経て、2016年にはクラリティ・フューエルセルをリース販売してきた歴史がある。

 今回のCR-Vも、これまで培ってきた知見を反映・進化させている。例えばFCスタックについてはクラリティと比較して低コスト化と耐久性アップを実現しているといい、他にもここには書き切れないほど、多数の進化点がある。一充填走行可能距離は600km以上、EV電力走行可能距離は60km以上だという。

 進化といえば、デザインも燃料電池車と一目でわかるスタイリッシュなフロントフェイス、かつ冷却といった要件をすべて満たせるようにリファインしている。

 価格や詳しい諸元についてはまだ不明。今回は撮影のみで試乗もまだなので、続報があればすぐお伝えします!

【画像ギャラリー】水素自動車普及秒読み! 充電出来るの頭良くないか? ホンダ CR-Vが燃料電池車として復活!!(16枚)画像ギャラリー

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