ネッツトヨタ東京(以下ネッツ東京)は、今シーズン86/BRZレースに脇阪寿一選手、塚本奈々美選手、ヴィッツレースに水谷大介選手を起用し、モータースポーツ活動を展開することを発表。
ネッツ東京は13年からモータースポーツ活動を開始し、86/BRZレース、ヴィッツレース、TRDラリーチャレンジ(今年からトヨタGAZOO Racingレーシングラリーチャレンジに改称)などに参戦することで、レース活動の経験、ノウハウを蓄積してきた。
86/BRZレースについては関東近辺のレースに限定して参戦。開幕戦のもてぎ(4月2〜3日)、第4戦富士(6月4〜5日)、第6戦富士(9月2〜3日)、第8戦鈴鹿(10月29〜30日)の4戦はすでにフィックスされていて、特別戦(富士)にもぜひ参戦したいと意欲的。
今年2月4日に開催されたトヨタのモータースポーツ活動発表会でGT500ドライバーを引退すると発表した脇阪寿一選手の抜擢は注目度激髙!
【塚越富夫ゼネラルマネージャー】
ネッツ東京は東京23区、町田など周辺都市に50店舗ほどもっていて、お客さんの数も多く12万人ほどのお客さんを保有しています。年商は520億円(2015年3月期)、資本金58億円、従業員は1083人いて、営業スタッフだけで300人を超える。
ネッツ店で全国トップの販売台数で1万6000〜7000台を販売するだけに影響力も大きいと考えています。
私たちは単にレース活動するだけじゃなくて、店舗でのイベントなども実施したいと考えています。そのために3人のドライバーには、実際に店舗に行ってもらい、お客さんと触れあってもらいたいと思っています。
レースは脇阪寿一を筆頭に盛り上げていきますが、いいレースをしたいというのがチーム、ドライバーとも共通の見解です。レースの楽しさをお客さんにいかに伝えていくかが重要だと考えています。
ある意味レースの布教活動というものです。お客様にもう少し高い次元でクルマを好きになってもらう、レースを好きになってもらう、そしてこういう人たちを増やしていく、というのが私たちがレースに参戦する最大の理由なのです。
ナンバー付きレースへの参戦にこだわるのは、身近なナンバー付きの車両は公道も走れるだけでなくレースもできるのだ、ということをアピールしたいからです。店舗でのイベントなどには、ナンバー付きのレース車両で現地入りすることで、それをお客さんに見せることもできるのでぜひ実践したいですね。
店舗でのイベントの詳細は現在企画中ですが、店舗はお客さんが集まるところなのでレースのすばらしさ、クルマ自体のすばらしさを認知していただくと同時に、安全運転、タイヤなどについても知識を増やす場にもしたいです。
そのほか走行会も考えています。ただスポーツ走行、ジムカーナなども残しますが、ビギナーやペーパードライバーも参加できる幅広いプログラムを考えています。そのほか、ヴィッツレース、86/BRZレースの観戦会なども実施したいと思っています。
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