特集「ちょうどいい」クルマ考
最上級のもの、最高峰のものは素晴らしいに決まっています。でも、それを持て余したり、自分にとって過剰すぎたりする場合もあります。やはり……、「ちょうどいい」は人にとって心地いいのです。
それはクルマだって同じ。サイズ感もエンジン出力も、持て余したり、過剰なクルマより「ちょうどいい」がカーライフにいいリズムを与えるはずです。そこで、テーマ別にクルマのちょうどいいを考え、探してみる特集企画です。
テーマは「燃費とドライバビリティのバランスがちょうどいいクルマ」「3ナンバーサイズでも運転してちょうどいいと感じるクルマ」「これで間違いなし! 人気車のちょうどいいグレード研究」……など。
さらに、「ちょうどいいといえばホンダフリード。フリードの誕生秘話に迫る」というコーナーもあります!
新型GR86/BRZ 乗った9人の評価
7月29日、ついに新型スバルBRZが正式発表され、トヨタGR86は今年秋頃に販売開始予定。日本車のなかで数少ないFRスポーツクーペの新モデルの誕生というだけに、ワクワクが止まらないユーザーも多いことでしょう。そんななかこの企画。
この2モデルをサーキットで存分に走らせた、本誌おなじみの自動車評論家9名の方へ、「新型GR86/BRZ、実際走らせてみてどうなのよ?」「初代モデルからの進化度はどうですか?」と直撃。その答えを語ってもらいました。さらに、「ピュアFRスポーツとして、2モデルに走りの違いはありますか?」もズバリ語ってもらいます。
新型アクアデビュー!「コンパクト戦線異状あり」
発表後、瞬く間に話題となっているトヨタ新型アクア。パッと見の印象は変わらないが、フロントまわりなどよく見ればデザインは変化。そのスタイルよりも中身が進化し、バッテリーにニッケル水素を採用している点が注目ポイント。
「えっ、ニッケル水素でしょ?」と思うなかれ。新開発の「バイポーラ型ニッケル水素バッテリー」というもので、乗用車用としては世界初の電池技術。モーターの使用領域を拡大し、EV走行領域が広がるなどの特徴があるのです。
この魅力武装をまとったコンパクトカー・新型アクアにライバルたちも黙っちゃいない! ということで、実際にライバル車を借りだしてテストするなどして、「日本車コンパクトカーの魅力を徹底チェック!」。
登場するのは新型アクア、ヤリス、フィット、ノート、スイフトという5モデル。新型アクアの登場で、コンパクト戦線異状あり!……になったのでしょうか!?
お盆休みSPECIAL「逝くクルマ 再評価」
季節はお盆の時期。今年も生産終了した日本車があります。トヨタプレミオ/アリオン、トヨタプリウスα、ホンダアクティトラック……など。どれももっと生産を続けてほしい感じですが、それをさらに強く思うホンダの3モデルがあります。
オデッセイ、レジェンド、クラリティ。この3モデル、年内で生産終了することが発表されています。
ユーザーに長らく愛されたクルマがあれば、技術的チャレンジが多数盛り込まれたクルマもあります。生産終了は本当に残念です。
その思いを受け、レーシングドライバーであり自動車評論家、さらに僧籍を得ている松田秀士氏が惜別の3モデル一気試乗。ドライバビリティを味わい、乗り心地をかみしめながら、じっくりと再評価します。
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