ドゥカティは2026年2月25日、新型トラベルエンデューロ「デザートX」の第2世代モデルを初公開した。完全新設計の890ccV2エンジンとモノコックフレームを採用し、オフロードでのパフォーマンスを大幅に向上させている。日本国内での販売開始は2026年6月を予定しており、冒険を愛するライダー必見のアドベンチャーモデルだ。
ゼロから刷新された車体と新型V2エンジンが卓越したオフロード走破性を実現
ボルゴ・パニガーレを拠点とするドゥカティから、21インチフロントホイールを備えた本格派マキシエンデューロの最新作が姿を現した。2021年に初代が生産開始されたデザートXは、数々の過酷なラリーレースを通じて得られた経験を基に第2世代へと進化を遂げている。ゼロから再設計を受けた車体は、エンジンを構造要素として利用するセグメント唯一のモノコックフレームを新たに導入した。
このフレームはエアボックスとしても機能し、高い剛性と軽量コンパクト化の両立に成功している。心臓部には、同社が製造した4バルブツインエンジンとして最軽量となる新開発の890ccドゥカティV2エンジンを搭載する。最高出力110馬力および最大トルク92Nmを発揮し、クラス唯一のIVT可変吸気バルブタイミングシステムにより全域で俊敏なレスポンスを実現した。
足回りには、カヤバ製リアモノショックと、両脚独立で油圧調整が可能な新設計のカヤバ製フロントフォークを装備する。ブレーキはブレンボ製モノブロックキャリパーと305mmディスクの組み合わせにより、未舗装路での扱いやすさとオンロードでの制動力を高次元でバランスさせた。さらに18リットルの新型ポリマー製燃料タンクはスリム化と低重心化に貢献しており、ライダーの自由な体重移動をサポートする仕上がりだ。
6軸IMUを活用した最新電子制御と充実の装備で長距離ツーリングを強力に支援
過酷な環境下でのマシンコントロールを支えるため、6軸慣性計測ユニットを軸とした最新世代の電子制御パッケージが搭載された。4段階のコーナリングABSやドゥカティ・トラクション・コントロールなどの多彩な支援機能がリアルタイムで介入し、安全性とパフォーマンスを高度に保つ。各電子制御は、スポーツやツーリングに加え、オフロード専用のエンデューロとラリーを含む全6種類のライディングモードに統合されている。外部センサーを廃して泥や埃への耐性を高めた新型「ドゥカティ・クイックシフト2.0」も備わり、よりダイレクトなギアチェンジを味わえる構造である。
コクピットには解像度800×480の新しい5インチフルTFTダッシュボードが配置され、標準装備の2つのUSBポートとともに高い利便性を誇る。表示モードは3種類から選択でき、ラリーモードではトリップマスターを備えた本格的なナビゲーションツールへと変化する設計だ。マットスターホワイトシルクのカラーリングを纏った新型車両は、燃料なしの湿重量209kgに抑えられた。
標準のシート高は880mmだが、オプションのローダウンシートとサスペンションキットの装着により840mmまで下げることにも対応している。8リットルの容量を追加できるリア補助タンクやソフトバッグキットなど、多彩なパフォーマンスアクセサリーも用意された。日本市場での発売時期は2026年6月が予定されており、冒険を求める多くのライダーから熱い視線が注がれることは間違いない。
デザートX(2026)
・発売日:2026年6月(予定)
・価格 :未公表
・カラー:マットスターホワイトシルク
デザートX(2026年)主要諸元
・全長×全幅×全高:未公表
・軸間距離:未公表
・最低地上高:未公表
・シート高:880mm
・装備重量:209kg(燃料なし)
・エンジン:水冷V型2気筒 890cc
・最高出力:110HP @ 9,000rpm
・最大トルク:92Nm @ 7,000rpm
・燃料タンク容量:18L
・変速機形式:6速
・ブレーキ形式(F/R):F=ダブルディスク / R=シングルディスク
・タイヤサイズ(F/R):F=90/90-21 / R=150/70-18
・販売価格:未公表
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/519973/
【新車】ドゥカティが新型「デザートX」を初公開!完全新設計の890ccV2エンジンとモノコックフレームを採用【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/519973/519990/






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