KTMから新型「1390 SUPER DUKE RR TRACK」が発表された。DUKEシリーズ初のサーキット専用モデルであり、公道走行用の保安部品を排除し徹底的に軽量化。FIM規則に適合することで、そのままレース持ち込みも可能だという。数量は世界100台限定で、価格は未発表。2026年5月に発売予定となる。
圧倒的な軽量化と生産モデルの枠を超える専用パーツ群
KTMが全排気量帯でラインナップする「DUKE」シリーズは、「ハイパーネイキッド」と銘打つ通りいずれも軽量さとハイパワーなエンジン特性を最重要視しており、他社のネイキッドモデルと差別化している。しかしあくまでストリート向けであり、レース仕様モデルは投入されてこなかった。ところが、今回発表された「1390 SUPER DUKE RR TRACK」は、2026年型「1390 SUPER DUKE RR」をベースとしつつ、完全にクローズドコース向けに仕上げられたシリーズ初のラインナップだ。
ベースとなった1390 SUPER DUKE RRから、公道を合法的に走行するために必要となる保安部品をすべてオミットし、FIMのレーストラックレギュレーションに適合するよう調整。これにより「RR」からはマイナス9kg、スタンダードの「1390 SUPER DUKE R」との比較では実に20kgもの大幅な軽量化を達成した。
この圧倒的な減量を実現するため、KTMの研究開発チームは不要となる公道用パーツやパネル類を一切排除。さらに外装にカーボンファイバー製ボディパーツを可能な限り採用し、足元には軽量な鍛造マグネシウムホイールを備え付ける。さらに、フルチタン製のアクラポビッチ製エボリューションラインエキゾーストやチタン製スクリューを搭載し、機能を最小限に絞り込んだ電子制御プラットフォームを統合しているのだ。
装備類も改良。ハンドリング特性の向上を目指し、WP製プロコンポーネンツをフロントフォークに採用。制動系にはスーパーバイク仕様となるブレンボ製ブレーキシステム、路面を強烈に掴むタイヤにはミシュラン製パワーパフォーマンススリックを標準装着した。これらの惜しみない技術投入の結果として、規則を打ち破る勇気を持つライダーのための、真に妥協のない「READY TO RACE」を体現するトラック専用マシンが完成したといってよいだろう!
そんな本機だが、生産は世界でわずか100台のみの数量限定。市場への投入は2026年5月からで、海外KTMの正規販売店にて取り扱いが開始される。日本導入予定や具体的な価格は未発表。それでもDUKEでサーキットに挑戦したい! という過激なライダーは情報収集を続けるべきといえよう。
海外:1390 SUPER DUKE RR TRACK(2026) 主要諸元
・ホイールベース:1491mm
・シート高:834mm
・車両重量:177kg
・エンジン:水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 1350cc
・最高出力:202PS
・最大トルク:151Nm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:17.5L
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70R17、R=200/55R17
・価格:未発表
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/530599/
【海外】DUKE初の公道走行不可モデル「1390 SUPER DUKE RR TRACK」が世界100台限定で登場【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/530599/530655/






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