合同会社DMM.com
合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長 兼 CEO 亀山敬司 以下、DMM)の子会社である株式会社ベルリング(本社:神奈川県横浜市、代表取締役CEO 飯野塁 以下、ベルリング)は、新たなブランドメッセージ「日本の救急を変える。救急のプロとともに。」を発表し、ホームページをリニューアルいたしました。
救急車の新基準「C-CABIN」は量産車の販売を進めており、2023年3月末までに、全国の病院・消防本部に約30台納入予定となっております。
HP:https://www.belling.co.jp/
■「日本の救急を変える。救急のプロとともに。」に込めた想い
ベルリングは「人に役立ち、未来をつくる。」を理念に、消防業界で10年以上、様々な製品を企画・開発してきました。 ある時ふと、今の救急車を見て、疑問に感じたことがありました。
「 救急隊の役割や活動範囲は大きく広がり、変わってきたのに、救急車はなぜこんなに変わっていないのだろう」。
そして、救急業界の現状を調べれば調べるほど、これは、変えなければいけない、我々が貢献出来るかもしれない、という思いが強くなっていきました。
我々は救急隊員ではありません。現場で救急活動をすることもできません。 しかし、新しいモノを取り入れ、消防活動を変えようとする消防隊員の皆様とともに、製品を作り出してきました。 救急現場にも同じような方々がいらっしゃるはず。 そんな、先進的な救急関係者の方とともに、日本の救急活動を変えたい、救急活動を進化させていきたい。そう考えています。
■ベルリングの強み
ベルリングは、徹底的な現場理解を進め、課題の本質を理解した上で 現状の車にとらわれない企画・開発力に強みを持っています。その最新の成果が、「救急隊員にとって、使いやすい、活動しやすい救急車を作ろう」 と考え、企画・開発した「C-CABIN」です。「C-CABIN」は、従来の救急車と比べて車内空間が圧倒的に広く、揺れが大幅に軽減され、様々な使いやすい設備を備えた、 「救急車の新基準」となる製品です。
■広い、揺れない、使いやすい 救急車の新基準「C-CABIN」
これまで長い時間をかけて、救急隊の役割や活動範囲は大きく広がりましたが、救急車には大きな変化がありませんでした。そこで、ベルリングは救急活動をアップデートするための、新しい救急車づくりに挑戦しました。「広い、揺れない、使いやすい」、救急車の新基準「C-CABIN」を企画・開発しました。
現在、量産車の販売を進めており、2023年3月末までに、全国の病院・消防本部に約30台納入予定となっております。
・ポイント1:車内スペースを拡張し、救命活動の可能性を拡大
搬送から救命処置まで、よりスムーズな救急活動が行えるように車内空間を拡張し、一般的な救急車に比べ、「足元幅30%UP、室内幅15%UP」を実現しました。新たに生まれたスペースが、救急活動の可能性を広げます。
<病傷者の左側からも処置できる両側アクセス>
車内幅が拡張されて広くなったことに加え、スライド式のストレッチャー架台と跳ね上げ式シートを搭載したことで、車両右側にも隊員が立てるスペースを確保しました。これにより、傷病者の両側から救命活動ができるようになりました。
<シートアレンジで、搬送の状況に合わせた最適な車内空間を実現>
C-CABINでは、ストレッチャーをスライドして位置を変えたり、シートの向きや座面の跳ね上げが可能です。これにより、搬送の状況に合わせた最適な車内空間を実現できます。
・ポイント2:独自の耐震技術で、驚くほど揺れが少ない車両を開発
これまでは、救急車は揺れるもの、というのが常識でした。しかし走行中の揺れにより、救命処置が不安定になったり、傷病者が車酔いをしてしまうなど多くの弊害がありました。ベルリングは、揺れの課題に対する現場の声に応え、驚くほど揺れが少ない車両を開発しました。 揺れない救急車は傷病者の負担を最小限におさえることができるため、揺れの影響を受けやすい新生児の搬送など、様々な場面で活用いただけます。
<耐振技術1:独自の高剛性ボディが揺れの原因となる車体の「ゆがみ」を軽減>
拡大FRPパネルの前後・縦横に骨格形状を実装。前後・上下・左右の全方向の揺れに強くし、安定性が大きく向上しました。
※特許第7095927号
<耐振技術2:独自開発の板バネを搭載し、揺れを軽減>
乗員・患者が感じる揺れを軽減させるため、救急車の高重量や積載重量に合わせて設計・開発された独自の板バネを搭載しました。
・ポイント3:救急隊員のストレスや身体的負荷を軽減する、 使いやすい車両設備を搭載
<リクライニングシート>
高いクッション性とヘッドレストとアームレストを兼ね備えたリクライニングシートは、長時間乗っても疲れにくく快適です。
<電動ストレッチャー>
負担が少ない電動ストレッチャーを採用したことで、隊員の腰を守り、女性でも楽に活動ができます。
<フリーレイアウト収納>
レールシステムを採用したことで、機材をより使い勝手の良い自由な位置へ配置する事が可能になりました。また運用後の配置変更も容易にできます。
■ベルリングについて
消防現場の潜在ニーズから、軽量化技術を活かしたCFRP(カーボン)製「ハイルーフ」を企画開発、消防車の新しい利用形態を創造してきました。消防車で培った知見を応用し、新型救急車C-CABINを開発。現在は救急現場の課題解決にも取り組んでいます。
救急・消防のハードウェアベンチャーとして、「人に役立ち、未来をつくる。」という理念のもと、より多くの命を救う手助けとなるプロダクトの創出に挑戦しています。
URL :https://www.belling.co.jp/
<ベルリングの救急車に関するお問い合わせは下記まで>
https://www.belling.co.jp/contact
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