新400ccオフロード「DR-Z4S」ついに発表! 2025年4月より欧州&北米で発売予定も決定

新400ccオフロード「DR-Z4S」ついに発表! 2025年4月より欧州&北米で発売予定も決定

 スズキは開催間近のミラノショーにて、新型2モデルを発表した。DR-Z400S/SMがフルモデルチェンジを果たした、400ccオフローダー「DR-Z4S」とスーパーモタード「DR-Z4SM」だ。EURO5+に適合するエンジンは38PSを発揮、最新電子制御やトラクションコントロールを備え、従来のキャラクターのまま生まれ変わった!

 
文/Webikeプラス編集部
 

DR-Z400Sから全面的進化を遂げる新型ビッグオフ

 2000年から2009年までの間、国内で販売されていた400ccオフローダー「DR-Z400S」。400ccクラスのビッグオフというカテゴリーは珍しく、他車を圧倒するハイパワーとトルクで、モタード仕様の「DR-Z400SM」と共に人気を博したモデルだった。排ガス規制に適合せず国内からは絶版となるも、しかしアメリカではキャブレター仕様のまま、現在まで生産が続いていた。そんなDR-Z400Sが、DR-Z400SMと共に今回フルモデルチェンジ。ネーミングも「DR-Z4S」と変えて復活を果たしたのだ。

 

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DR-Z4S[2025]開催迫るミラノショー会場にて、兄弟機DR-Z4SMと共にアンベールされた。

 

 

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ライバル不在の400ccオフローダーとして人気のDR-Z400Sだったが、今回インジェクション化して復活した。

 

 

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エンジンの他、フレームも新設計となり走破性は更にアップ。国内モデル登場にも期待大だ。

 

 エンジンは、最新排ガス規制EURO5+に適合した水冷DOHC398cc単気筒を新採用。従来のエンジンをベースとしてはいるが、カムシャフトやシリンダーヘッドをはじめとしたほぼすべてのパーツが再設計されており、もちろんキャブレター仕様だった吸気系はインジェクションに更新。OBDIIも装備しているため、アメリカ以外の国でも販売が可能となった(もちろん日本も)。ボア×ストロークは90.0mmx62.6mmのショートストロークで、出力は欧州仕様で最高38PSとなっている。吸気系、エキゾーストも見直され、ラジエーターも大型に変更された。ドライサンプのオイルシステムはそのままだ。またクラッチアシスト(SCAS)を新装備し、ハイパフォーマンスエンジンを使いやすくコントロール可能となった。

 

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基本設計は従来を踏襲しているが、黄色いパーツは全て再設計されたもの。ほとんど新設計に近い。

 

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398cm³ 4ストローク水冷DOHCエンジンは38PSを発揮。

 

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インジェクション採用により、燃焼効率を最適化。EURO5+適合、OBDIIも備える。

 

 

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スズキクラッチアシストシステム(SCAS)を装備し、扱いやすさもアップ。

 

 車体はというと、スチールフレームは、スーパーモタードらしい優れた走行性能のためにしなやかかつ強度を求めて全面新設計。サスペンションはフロント、リア共にKYB製を採用しており、フロント、リアサスペンションともにコンプレッションとリバウンドの調整が可能だ。ホイールサイズは従来通りフロント21インチ、リア18インチで、DR-Z4S専用にカスタマイズされたIRC製GP-410デュアルパーパスチューブタイヤを採用。地上最低高は300mmと余裕を持ちつつ、車体重量は151kgと軽量に仕上げられており、走破性もひと際高めた。

 

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新設計スチールフレームで最適な剛性を実現。シート高は920mmだ。

 

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フロントホイールは21インチ。フォークはKYB製を採用している。

 

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リアホイールは18インチ。タイヤはIRC製の車種専用調整済チューブタイヤを備える。

 

 外見上の最も大きな変化は、フルLED化した灯火類だ。ヘッドライトはLEDプロジェクターライト1灯となり、シンプルなフロントマスクを獲得。メーターはオーソドックスなLCD液晶だが、各種電子制御の追加により、マルチファンクションな操作機能を備える。スイッチ類もシンプルに構成されているが、左スイッチのMODEセレクトにより、電子制御の直感的な変更が可能だ。

 

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フロントマスクは1灯LEDに変更され、印象は一気に最新機へ。

 

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灯火類はフルLED化されたミニマムなパーツを採用。

 

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メーターは従来通りのLCD液晶。各種電子制御用のインジケータを備える。

 

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アルミ製スキッドプレートを標準装備する。大型サイズもオプション設定。

 

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ワイドフットペグを採用。オン/オフどちらでも活躍できるポジションを実現。

 

 
 
 

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