新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」は2025年後半発売!? モーターサイクルショーで日本初公開か

新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」は2025年後半発売!? モーターサイクルショーで日本初公開か

 昨年秋に発表され話題を呼んだスズキ・DR-Z4SとDR-Z4SM。この2モデルの国内導入について、なんと2025年後半という新情報が入ってきた!

文/Webikeプラス編集部

 
 
 

海外では春発売! ファン待望の400ccエンデューロ&スーパーモタードに新情報

 日本では2000年から9年間ラインナップされていた「DRZ400」と「DRZ400SM」は、400ccクラスのビッグオフという珍しいカテゴリーでありつつ、排気量にふさわしいパワフルさで根強いファンを作ったモデルだった。しかし排ガス規制の強化によって日本での販売は途絶え、このクラスをカバーするモデルは長く不在となる。

 そんなDRZシリーズが、「DR-Z」と名前を変えて復活することが発表されたのは2024年秋に開催されたミラノショー(EICMA)でのこと。元来、DRZシリーズは独自の規制を持つアメリカ向けに販売は継続されていたが、これが今回、新たにインジェクション化を果たし最新排ガス規制・EURO5+に適合。全世界での販売が可能となったうえ、吸排気システムや電子制御、ルックスといった大きく進化させたのだ。

 

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DR-Z4S(2025)昨年秋にグローバルモデルとして発表された新DR-Z。

 

 

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DR-Z4SM(2025)スーパーモタード仕様のSMも同時登場。このクラスでは国産現行唯一の存在だ。

 

 このため新型DR-Z4S / SMはもちろん日本導入にも支障はなく、先行するアメリカでは両モデルともに2025年5月からの販売予定がアナウンスされている(価格はまだ未発表だ)が、日本向けの公式アナウンスは未だなく、実車も発表されていない。

 国内のビッグオフファン&スーパーモタードファンはやきもきしている状況ながら、編集部が掴んだ情報によれば、待望の国内向け新型DR-Z4S / SMの初お披露目は、3月に開催が迫る大阪モーターサイクルショーが舞台になるようだ。これに続く東京、名古屋ショーでの展示可能性は不明ながら、国内ファンの前にもようやくその姿を見せることとなるだろう。

 そして気になる発売は、DR-Z4S、DR-Z4SMともに2025年後半となるという。来年の今頃には、新DR-Zシリーズの姿を街中で目にできるということだ! とはいえ、価格や詳細な仕様については未だ不明。来るべきモーターサイクルショー、そしてスズキからの続報によって明らかとなってゆくハズだ。

 

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初登場は2025年3月開催の大阪モーターサイクルショーになるみこみ。東京、名古屋でも目にできるだろう!

 

 
 
 

キャラの異なるDR-Z4SとDR-Z4SMの特徴をおさらい

 あらためてこの新型DR-Zのスペックを確認しておきたい。エンジン、フレームといった基本設計はどちらも共通で、最新排ガス規制EURO5+に適合した水冷DOHC398cc単気筒エンジンを搭載。吸気系はインジェクションに更新されており、最高出力は38PSを発揮する。

 またクラッチアシスト(SCAS)を新装備し、ハイパフォーマンスエンジンを使いやすくコントロール可能となった。さらに近年のスズキ製SS、ストリートファイターに搭載されているスズキインテリジェントライドシステム(SIRS)も採用されており、スポーツからストリートまで活躍できる3段階のライディングモードを選択できる。また外観は、フルLED化された灯火類で印象は大きく変貌した。

 デュアルパーパスモデルとなる「DR-Z4S」はフロント21インチホイールを備え、スキッドプレートやワイドペグなどオフロードユースに向けた装備を充実させつつ、車体重量は151kgと軽量に仕上げられている。対してスーパーモタードとなる「DR-Z4SM」では、前後17インチホイールにダンロップ製ハイグリップタイヤを装備し、モタードらしいアグレッシブな走行を可能とする。車体重量は154kgだ。

 

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DR-Z4Sは21インチホイールに加え、エンデューロ向け装備を充実させたビッグオフだ。

 

 

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DR-Z4SMは前後17インチホイールにハイグリップタイヤを備え、オンロード性能に特化する。

 

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灯火類はフルLED化され、先代モデルとはまったく違う印象だ。

 

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エンジンはインジェクション化に加えほとんどのパーツが変更。ほとんど新設計といえる。

 

 
 

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