カワサキモータースは、同社が共同開発&国内販売を行うイタリア・ビモータのスポーツネイキッド「KB4RC」の発売を発表した。先行して導入された「KB4」のネイキッドバージョンとなるKB4RCは海外では2022年から販売されていたが、今回初めて国内導入されることとなる。
発売は2025年4月19日(土)、カラーは1色で価格は473万円だ。
文/Webikeプラス編集部
最新エンジンを軽量&高品質なパーツで支えるハイエンドネイキッド
カワサキ製エンジンをもとに、ビモータがオリジナルフレームで構成する「KB」シリーズのラインナップは1978年からのこと。今回登場したKB4RCのパワーユニットは、カワサキ/Z1000由来の水冷DOHC並列4気筒1,043ccエンジンを搭載し、幅広い回転域で豊かなトルクを発揮。バックトルクを抑えるアシスト&スリッパークラッチを採用し、軽快なクラッチ操作を実現している。
フレームにはクロームモリブデン鋼製のフロントトレリスフレームを採用し、エンジンを強度メンバーとすることで軽量かつ高剛性を確保。さらに、アルミ削り出しのピボットプレートを介してエンジンと直結するスイングアームを装備し、優れた安定性と俊敏なハンドリングを実現した。サスペンションは前後ともオーリンズ製フルアジャスタブル仕様を採用し、ブレーキにはブレンボ製システムを搭載。OZ製鍛造ホイールとアロー製デュアルパイプマフラーを装備し、細部に至るまでこだわり抜かれた仕上がりを持つ。
ビモータらしい洗練されたデザインと専用装備をフル搭載
KB4RCは、ビモータの伝統的なデザインを踏襲しながらも、現代的なスタイルを融合させた独創的なデザインも特徴的だ。車体にはカーボンファイバーやアルミ削り出しパーツを多用し、軽量化と高剛性を両立。1,390mmのショートホイールベースによる俊敏なハンドリング性能と、シート下に配置されたラジエーターによる理想的な重量配分が特徴となっており、車体重量は191kgに抑えられている。
ステップ位置や車高を調整できるエキセントリックアジャスターを備え、ライダーの好みに合わせたセットアップが可能。さらに、メーターカバーにはシリアルナンバー入りのプレートを配置し、特別感を演出。本革レザーシートを採用し、ハンドメイドならではの高級感とこだわりを感じられる仕様となっている。
価格は473万円で、発売は2025年4月19日を予定。カワサキとの提携により、伝統と最新技術が融合したビモータの新たな1台が、スーパースポーツの新たな基準を築くことになりそうだ。
KB4RC(2025)
発売日:2025年4月19日(土)
メーカー希望小売価格:473万円
ロッソリミニ×ネーロペペ【新色】
KB4RC(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:2040×773×1060mm
・ホイールベース:1390mm
・シート高:810mm
・車重:191kg
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ 1043cc
・最高出力:142PS/10000rpm
・最大トルク:11.3kg-m/8000rpm
・燃料タンク容量:19.5L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-17、R=190/50-17
・価格:473万円
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/448609/
ビモータ「KB4RC」4/19に473万円で日本発売!Z1000のエンジンをクロモリフレームに搭載するハイエンドネイキッド【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=448609&slide=1
コメント
コメントの使い方