カワサキモータースジャパンは、2026年新型「ZX-25R」ラインナップを10月1日(水)に発売する。注目はこれまで海外仕様しかなかった上位グレード「ZX-25RR」の登場と、カラーバリエーションの変更だ。また触媒の変更などにより、最高出力が従来の48PSから46PSへ変化している。
価格はZX-25R SEが101万4200円で、従来から2万2000円のアップ。ZX-25RRはプラス3万8500円となる105万2700円だ。
RRに採用のSHOWA製BFRC-liteリヤショックはZX-4RRと同様だ
2020年から発売されているZX-25Rは、国産現行唯一となる250cc直列4気筒エンジンを搭載するスーパースポーツだ。KTRC(カワサキトラクションコントロール)やクラッチ操作無しでシフトアップ・ダウンが可能な KQS(カワサキクイックシフター)をはじめとする電子制御も充実し、クラスを超えたスポーツモデルとして人気を博している。
今回、そんなZX-25Rは2026年モデルへのモデルチェンジと共に、新バリエーション「ZX-25RR」が登場。海外では先行していた「RR」仕様は、「RR」ロゴ入りグラフィック、SEモデルの装備に加え、リアショックにショーワ製BFRC-liteを標準装備。これはZX-4RRにも採用され、またシリーズのフラッグシップ・ZX-10Rでも同様の機構を装備しているもの。減衰力調整機構がダンパーピストンから独立されており、サーキットシーンでも十分な機能を発揮できる。
この他「ZX-25R SE」は従来通りの装備で、大きな変更点は新色「メタリックマットグラファイトグレー」の採用のみだが、諸元は最高出力、燃費に若干変化。排ガス規制適合に向けてとみられる触媒仕様の変更に加え、従来の35kW(48PS)/15,500rpmの最高出力は34kW(46PS)/16,000rpmへ2PSダウン。ラムエア加圧時は35kW(48PS)となる。また最大トルクも22N・m(2.2kgf・m)/12,500rpmから21N・m(2.1kgf・m)/12,500rpmへと、こちらも0.1kgf・mの低下だ。ただし、燃費は定地燃費値が24.6km/Lから25.1km/Lへ若干向上している。
発売はZX-25RR、ZX-25R SEともに2025年10月1日(水)で、価格はZX-25RRが105万2700円。SEからは3万8500円のプラスとなる。ZX-25R SEは101万4200円で、従来から2万2000円のアップだ。
ZX-25RR(2026)
発売日:2025年10月1日(水)
メーカー希望小売価格:105万2700円
ライムグリーン(新色)
ZX-25R SE(2026)
発売日:2025年10月1日(水)
メーカー希望小売価格:101万4200円
メタリックマットグラファイトグレー×メタリックスパークブラック(新色)
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/478662/
2026年新型「ZX-25RR」SEと共に10/1発売!105万2700円で足回り強化の上位グレード登場 パワーは2PSダウンの46PSへ【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/478662/478679/









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