KTMジャパンから、新型ミドルアドベンチャー「KTM 390アドベンチャーR」が日本にて発売される。2024年秋にフルチェンジを果たした390アドベンチャーは、EURO5+をクリアしつつエンジンパワーをアップ、ラリータワー風スクリーンやプロジェクターライトなどを新装備して仕様を一新した。
発売は2025年9月で、カラーバリエーションはホワイトのみ。価格は97万9000円だ。
DUKEシリーズ共通の異形ヘッドライト&タワー風大型スクリーンでイメージ一新
パワーユニットやフレームを共有しつつ、多様なカテゴリーをカバーするKTMの398ccラインナップ。EURO5+への適合に合わせ、昨年秋のミラノショーにて多数のモデルチェンジが発表されたが、この際にアドベンチャーカテゴリーも従来の「390アドベンチャーSW」から大きくスタイルを変更、話題を呼んでいた。そんな新型390アドベンチャーの日本発売がついに決定。導入されるのは上位グレードの「390アドベンチャーR」で、スポークホイールやトラコン、アジャスタブルサスペンションを装備する仕様だ。
エンジンは従来から排気量をアップした「LC4c」398.7cc水冷DOHCシングルエンジンを採用。最高出力は33kW(44.8PS)/8500rpm、最大トルクは39Nm(3.97kgf・m)/7000rpmを発揮し、従来のSWが出力44PS/トルク37Nmであったところから全面的にハイパワー化。スリッパークラッチも標準装備。シャーシはスチールトレリスフレーム、ホイールはフロント21インチ、リア18インチで走破性を強めつつ、サスペンションは30段階のフルアジャスタブルなWP製APEXオープンカートリッジフォーク、リアショックも20段階のオンザフライ調整を可能とし、多様なシチュエーションに対応している。車体重量は165kgだ。
電子制御面ではライドモード設定、ABSモード設定、コーナリングMTCなど最新水準の装備が揃うほか、ハードパーツにもエンジンガード、ハンドルガードも備えられ、オフロードシーンに強いアドベンチャーとしての個性を主張。そして従来から大きく変化したコクピットにはフルカラー5インチTFTモニタを採用し、ラリーレイドの雰囲気が漂うスリムな大型スクリーンを装備。ヘッドライトは「DUKE」シリーズ同様、中央に2基のプロジェクターレンズを備えつつ、細いデイライトが周囲を囲む独特のスタイルとなった。
日本仕様のカラーバリエーションはホワイト1色で、価格は97万9000円。発売は2025年9月が予定されている。
KTM 390アドベンチャーR(2026)
発売日:2025年9月
メーカー希望小売価格:97万9000円
ホワイト(新色)
KTM 390アドベンチャーR(2026)主要諸元
・全長×全幅×全高:-
・ホイールベース:-
・シート高:870mm
・車両重量:165kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 398.7cc
・最高出力:33kW(45PS)/8500rpm
・最大トルク:39Nm/7000rpm
・燃料タンク容量:14.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90 R-21、R=140/80 R-18
・価格:97万9000円
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/479383/
2026年新型「KTM 390アドベンチャーR」97万9000円で9月発売! 待望のニューアドベンチャーが日本上陸【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/479383/479405/









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