250ccながら空冷のVツインで、しかもスプリンガーフォークにロー&ロングの超カスタムスタイルまで備える「サンダー250」を販売するサンダーモーターサイクルズが、東京・浅草にショールームをオープンした。車両の確認や購入はもちろん、レンタルバイクの拠点としても稼働し、さらにカフェスペースも併設される。
コーヒーも飲める「Thunder Motorcycles浅草店」
サンダーモーターサイクルズは、ハーレーなどのカスタムビルダーとして知られる車坂下(くるまざかした)モトサイクル の野呂裕二さんが、中国のカスタムビルダーとタッグを組んで2021年に立ち上げたブランド。同社のオリジナルモデル「サンダー250」は、日本車を源流とする空冷Vツインをスプリンガーフォーク&リジッドフレームの車体に搭載しており、軽二輪とは思えないロー&ロングの本格的ボバースタイルが特徴だ。
170kg台の軽量な車体や650mmの低シート高、100万円を切る価格といった身近さでも好評を博しており、2024年にはリヤサス付きの「ソフテイルサンダー250」を追加。累計ですでに約2000台を販売している人気モデルだ。その抜群のルックスは見ての通り、何度もカスタムアワードを獲得している野呂さんの真骨頂だが、中国に立ち上げた自社工場で品質管理を行うことで得た信頼性も自慢で、過去にエンジントラブルは数件しか発生していないという。
今回、浅草にほど近い東京都台東区にオープンしたのは、そんなサンダーモーターサイクルズの直営店となる「Thunder Motorcycles浅草店」。ショールーム&ディーラーとして車両展示や販売を行うのはもちろん、サンダー250のレンタルバイクも用意され、さらに喫茶店として「雷珈琲」など、ここでしか味わえないメニューも楽しめる。浅草らしい「和」を強調した店舗は確かにスタイリッシュなカフェの様相で、通行人からも注目を集めていた。
THUNDER MOTORCYCLES浅草店
- 所在地:東京都台東区松が谷1-4-3 三洋ビル1F
- 営業日・時間:金/土/日・11:00〜18:00(随時拡充予定)
- http://www.thundermotorcycles.jp

サンダーモーターサイクルズのオリジナルモデル「サンダー250」こちらはシート下にリヤショックを装備するソフテイルサンダー250(99万6000円)。軽二輪とは思えないフレーム形状やスプリンガーフォークに注目!

こちらもソフテイルサンダー250。18psを発揮する249ccの空冷V2はEFIを採用。前後のディスクブレーキはABSも装備する。車重はリヤサスなしのハードテイルサンダー250(93万5000円)より7kg重い181kg。レブル250より40mmも低い650mmのシート高も光る。
〈SCOOP!〉サンダー250に次ぐニューモデルも計画中
代表の野呂さんによるとサンダー250は近年、海外からの引き合いも非常に多いそうで、浅草にショールームを構えたのは外国人観光客の訪問も想定してのことだそう。ちなみにソフテイルサンダー250が登場してからは、9割近いユーザーがこのリヤサス付きモデルを選んでいるという。
また、サンダーモーターサイクルズでは、第3弾/第4弾となるニューモデルの計画も着々と進んでいるとのこと。こちらはエンジンやフレームもサンダー250とは全く異なる新開発機種になり、より走りを楽しめたり、ユーザーがいじって楽しめるモデルにしたいという。いずれにせよ野呂さんが腕を振るった魅力的なルックスを、気軽かつ身近に楽しめる車両になるのは間違いない。これは楽しみだ!
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/bikenews/489081/
サンダー250で雷門へGO! 浅草にサンダーモーターサイクルズのショールームがオープン【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/489081/489269/





コメント
コメントの使い方