スズキのGXに「羽根」生えた! 2026モデルのGSX-S1000GXはウイングレット装備

スズキのGXに「羽根」生えた! 2026モデルのGSX-S1000GXはウイングレット装備

650ccVツインを積むSV-7GXの登場で盛り上がるスズキ「GX」界隈だが、新参者ばかりにデカい顔はさせん! とばかりに、GX初号機であるGSX-S1000GXも改良を実施。ポイントはクロスオーバーモデルにも関わらず、ウイングレットを装備してきちゃったことだ!

 
文/Webikeプラス編集部
 

目的は…長足を補完する安定性?



SUZUKI GSX-S1000GX(2026 model)

150psを発揮するGSX-R1000譲りの水冷並列4気筒をアルミフレームに搭載し、電子制御サスペンションや、スマホ連動でフルマップ表示も可能な6.5インチのカラーメーターなど、スズキ随一のハイテク装備を持つクロスオーバーモデル・GSX-S1000GXに2026年モデルが登場した。

登場は2023年末と、まだまだ新鮮さを保つモデルのため、今年も基本構成に変更はなし。ボディカラーは新色のグレーを追加しつつ、グラフィックを改めた3色をラインナップしている。拡大されたサイドカウルの「GX」ロゴが目を引くが…。その下にはなんと! ウイングレットが装備されているじゃないか〜!



ウイングレットはラジエーターシュラウドに装着される。



基本はコの字型だが、上側の角はエッジを尖らせた形状。



尖らせたエッジ部は、後部に行くにしたがって広がる形状。後部のフィンは初代モデルから装備されていた。

スズキからの説明は「ファクトリー風洞で厳密に開発され、さらに優れた高速シャシー性能を発揮」とアッサリしたものだが、
公式YouTubeにアップされている風洞実験では200km/hを大きく超える速度でテストしており、かなりのハイスピード領域を想定していることが伺える。

クロスオーバーモデルのGSX-S1000GXは前後とも150mmのロングストロークサスを持ち、車高も高めなだけに、超高速領域の安定性をウイングレットが生む
ダウンフォースで少し高めてあげよう…といった意図なのだろう

このウイングレットの基本形状、今夏発表の改良型GSX-R1000R用に装着された「コ」の字を継承しており、GSX系の旗艦からのフィードバックがあることも伺える(となると4気筒GSX系にも横展開される?)。ちなみに2026モデルのGSX-S1000GX、ウイングレット以外の機能面に変更はない模様だ。



風洞実験の様子。ウイングレットを通過した空気はやや上方へ流れており、ダウンフォースを生んでいる様子が伺える。



風洞実験の様子・その2。アップ気味に。



GSX-R1000Rのウイングレットはカーボン製。形状はGX用よりもシンプル、かつヘッドライト脇の高い位置に装着されている。



2026 GSX-S1000GX(Pearl Brilliant White / Metallic Triton Blue)



2026 GSX-S1000GX(Glass Mat Mechanical Gray)



2026 GSX-S1000GX(Glass Sparkle Black)



こちらは2025モデルのGSX-S1000GX。ウイングレットがなく、サイドカウルの「GX」ロゴも小さめ。






〈動画〉風洞実験の様子

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/499733/

スズキのGXに「羽根」生えた! 2026モデルのGSX-S1000GXはウイングレット装備【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/499733/499751/

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