税込3万円以下のシステムヘルメット!【デイトナ・DN-010BT】試着インプレッション

税込3万円以下のシステムヘルメット!【デイトナ・DN-010BT】試着インプレッション

1972年の創業以来、独自の企画力、開発力を発揮し、世界のライダーに支持されるブランドを目指している「デイトナ」。その独自のヘルメット「DNシリーズ」にはさまざまなタイプのヘルメットがラインナップされている。今回はチンガードがフリップアップするシステムヘルメット「DN-010BT」を紹介!

文/小川浩康


空力を考慮したフォルムに機能を充実

チンガードがフリップアップするシステムヘルメットながら、空力を考慮した帽体形状を採用している「DN-010BT」。シェルには日本の安全基準「SG規格」をクリアした高強度ABSを採用し、空気を効率よく取り入れるベンチレーション、UVカット効果のあるインナーバイザー、走行風の巻き込みを防ぐチンカーテンといった快適性を高める機能を搭載している。

シールドの曇り止めに効果のある「ピンロックシート」も付属しつつ、標準価格2万8600円(税込)と良好なコストパフォーマンスも実現。カラーは画像のマットブラックとホワイトの2色をラインナップ。サイズはS、M、L、XLを用意。また、シールドのオプションカラーとして、スモーク、ダークスモーク、シルバーミラーも設定されている。



DN-010BT。チンガードをフリップアップできるシステムヘルメットだ。ブレスディフレクターを標準装備していることもあり、口元はややタイトか。



口元のスイッチでロック解除。チンガードをいちばん上に上げた状態でもロック可能だ。操作性もよく、すぐに開放感を得られる。



走行風をスムーズに流し、頭が振られにくい帽体形状を採用している。前傾となるライディングフォームでも、被りやすさが感じられるスタイリング。



帽体左側の下端にあるレバーでインナーバイザーを上下できる。レバーは小ぶりだが、操作性は良好だった。

 
 
 


重量バランスのよさで頭が振られにくい

筆者は国内メーカーのMサイズを使用しているので、「DN-010BT」もMサイズ(57-58cm)を選択。Mサイズの実測値は1734gと、フリップアップ機構を搭載しているシステムヘルメットなので少し重めだ。しかし、実際に装着してみると、数値ほどの重さは感じなかった。重量配分のバランスがいいようで、帽体のどこかに偏った重さがないのが軽い装着感になっている。さらに、頭頂部のタイト目なフィット感も心地よく、頭をしっかりとホールドする。頭を振っても帽体がズレず、Mサイズでジャストフィットに感じた。

アイポート(開口部)は広めで、シールドはクリアで歪みもなく視界は良好。シールドは中央下端のリブを押して開けられるが、指で押しやすい形状になっていて操作しやすい。また、口元のエアインテーク下側のスイッチレバーでチンガードのロックを解除できるが、こちらも指のかかりがよく操作しやすい。フリップアップもスムーズに行なえ、上げきった状態でロックがかかり、ジェットヘルメットスタイルをキープできる。ヘルメットを脱がずに水分補給がしやすかったり、すぐに開放感が得られるのはシステムヘルメットならではのメリットだ。

「DN-010BT」はUVカット効果のあるインナーバイザーを標準装備しているが、このインナーバイザーを上下するレバーの操作性も良好だった。また、インナーバイザーの面積が広く、走行中の日差しから目をしっかり保護し、クリアな視界をすばやく確保できるのも大きな特徴になっている。



前頭部にエアインテークを設置。開閉スイッチは大型だが、指の引っかかりは少なめ。



口元のエアインテークは指をかけやすく、操作しやすい。下側はフリップアップのロック解除スイッチで、こちらも操作しやすい。



後頭部にはエアアウトレットを設置。走行風を乱しにくい形状に見える。シャッターは装備せず、開放状態となっている。



インナーバイザーはアイポートのほぼ全域をカバーしている。レバーの操作性もよく、スムーズな作動も使いやすさになっている。

 
 


気密性が高くて静粛。使い勝手のいいシステムヘルメット

「DN-010BT」は空力を考慮した帽体形状を特徴としているが、そのシェルとフリップアップするチンガードは別パーツになっていて、スリットが生じている。走行時にはそのスリットが風切り音を発するだろうと予想していた。

しかし、チンガードはシェルにしっかり収まっていて、さらに標準装備されたチンカーテンが走行風の侵入を防ぎ、帽体内部は高い気密性を実現していた。スリットは風切り音を発生させず、静粛性の高い被り心地は予想以上のレベルだった。

ベンチレーションは40km/hくらいから走行風の流入が感じられ、50km/hでは帽体内を流れていく走行風がハッキリと体感できた。ただし、口元はやや狭く感じられ、気温の低い時に停止していると、シールドが曇ることもあった。とはいえ、走りだせば曇りはすぐに解消し、また停止時にシールドを少し開ければ曇りを低減できたことも追記しておきたい。

ひとつ気になったのは、フレーム形状によってはメガネを装着できない場合もあることだ。自前のメガネはフレームがやや太く、耳かけ部も曲がっているタイプなのだが、こめかみと内装のクリアランスが少なく、メガネを装着できなかった(筆者は眼鏡不使用なので、実際は裸眼で運転できる)。メガネ使用者は、フィッティングで確認してほしい部分だ。

ベンチレーション、インナーバイザーと快適機能を装備した「DN-010BT」は、チンガードをフリップアップする操作性がよく、走行風の侵入を防いで高い静粛性も実現している。重量バランスがよく、空力を考慮した帽体形状は頭の振られにくさにも貢献していて、ツーリングで快適な被り心地を提供してくれる。コストパフォーマンスにすぐれたシステムヘルメットとしてオススメだ。



チンカーテンを標準装備。後部にもネックガードが装着され、頭入れ部が狭く見えるが、チークパッドに柔軟さがあってスムーズに着脱できる



あご紐はDリングで固定。衝撃を受けた際にも頭部をしっかりと保護する。あご紐を留めるスナップも標準装備。



内装にはインカム用スピーカーの装着に対応したイヤーホールを設置。利便性向上に貢献している。



衝撃吸収ライナーは、エアインテークから入ってきた走行風の流れを促す形状となっている。



左右のチークパッドはネックカーテンで繋がれている。頭頂部パッドと合わせて2ピース構造で、どちらのパッドも洗濯可能。


DAYTONA DN-010BT詳細

  • 価格:2万8600円(税込)
  • カラー:マットブラック、ホワイト
  • サイズ:S、M、L、XL
  • 規格:SG

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/parts-gears/510048/

税込3万円以下のシステムヘルメット!【デイトナ・DN-010BT】試着インプレッション【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/510048/510064/

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