■路線車も高速車も続々やってくる!
長島温泉のバスターミナルは大きくカーブしたホームに屋根が設置され、大型車でも十分転回が可能なスペースも確保されており、なかなか立派な造りになっている。またカラーリングやデザインを見ているといかにもテーマパークのバス乗り場という感じを受ける。筆者が乗車した日はちょうど桜が満開という時期で、このバスターミナルに周りに植えられた桜が来場した観光客を出迎えていた。
そうしている間にも何本もの路線バスが到着する。最初にやってきたのは名鉄バスセンターからの三重交通、続けて名鉄バスである。名古屋からの路線バスについては三重交通と名鉄バスの共同運行であるため、こうした姿を見ることができる。
ホームにいる係員が誘導やトランクに入っている荷物の取り出し確認などを行っているようで、降りた観光客が次々と受け取っていた。その合間にシルバー車体の路線バスもやってきた。これは長島温泉「湯あみの島」に近い西ゲートとメインゲートを結ぶシャトルバスで、約10分間隔で運行されている。園内を行き来しているバスなので運賃は無料だ。他にも施設内にあるホテルを結ぶシャトルバスもある。
午前中は遊園地のナガシマスパーランド、ショッピングモールの三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島を訪れる観光客が多いため、バスのダイヤもそれに合わせて名古屋からの直行バスが多く設定されている。逆に帰りの時間となる夕方には名古屋や栄、桑名駅へと向かうバスが多く設定されている。
名鉄バスの中では出光興産、名鉄バス、名鉄エリアパートナーズの3社が実証実験を2025年4月から行っている、軽油代替のバイオ燃料「出光リニューアブルディーゼル」を使用した高速バスもやってきた。車体に大きく書かれた出光興産と名鉄バスのコーポレートロゴとバイオ燃料を使用した旨の文章、この車体のみのオリジナルラッピングが特徴的だ。
■見バスも撮りバスもスポットあり!
ショッピングモールで買い物を済ませると、桑名駅前行きのバスに乗車した。今度は通常の路線車がやってきた。この路線には園内にある「アンパンマンミュージアム」にコラボしたアンパンマンのラッピングバスもあり、時刻表に表示されているので狙っての乗車が可能である。
筆者は長島温泉を出てすぐの「松中」バス停で下車した。ここで降りたのは沿道に広がる桜並木である。長島温泉と国道23号線・1号線、東名阪自動車道長島インターチェンジを結ぶ県道があるためだ。長島温泉に近い直線道路の両側には桜が植えられ、桜のトンネルとして観光客を出迎えてくれる。
そしてここを路線としている三重交通の桑名長島温泉線、名古屋・栄長島温泉高速線を行き交うバスも撮影することができる撮りバススポットだ。桜咲く中を走行するバスを見バス撮りバスするならここだ。
徒歩で桜とバスを散策しながら再び乗車したのは「長島スポーツランド」バス停である。ここには4つのバス停が設置されており、桑名駅前に向かう路線バスのほか、名古屋市の名鉄バスセンターと栄に向かう路線バスが三重交通と名鉄バスのそれぞれである。
これは途中の停車停留所が違うためで、乗車する際はバス停の表示を見て間違えないようにしたい。また桑名市のコミュニティバス「K-BUS」の停留所も設置されている。循環A、Bの2路線がやってくるが、どちらも1日2本と実用性は低い。








