■つちのこ効果でバスは満席だが…
筆者も駅に戻るため再びバス停に向かうとつちのこフェスタを楽しんだ来場者が多く並んでいた。定刻から5分ほど遅れてバスが到着すると続々と乗り込んでいき車内は満員となった。雨の続く中走り出したバスは山の中、県道を西に向かっていく。
あちこち会場内外を歩き回ったこともあり、少しウトウトと寝てしまっていたがその間にも順調に走行していたが途中道路工事による渋滞があって終点の白川口駅には約15分の遅れで到着した。ただ乗り換えの列車にはまだ十分待ち時間があったので乗り遅れるということにはならなかった。
ここが終点のバスは乗客を降りたのを確認すると駅ロータリーを回って去っていった。休日は折り返しの便が17時50分に設定されているが途中の東白川診療所止まりであるため村へはこのバス以降向かうことはできない。バスを見送ったあと、美濃太田行きの列車に乗り帰路へと着いた。
■バス路線廃止が決定している!
今回は東白川村を結ぶ濃飛バス「白川東白川」線と、つちのこフェスタをお届けした。片道30分強という道中、清流白川を横に見ながら新緑を車窓に眺めるのはとても気持ちいいものであるが、そうしたこの路線にも不安な話題が持ち上がっている。
今年4月、濃飛バスが、白川町と東白川村で運行する全2路線を来年3月末で廃止することを決定し、町と村の役場を訪れ伝えたという。2路線は今回乗車した「白川東白川」線と「白川中央」線である。
この路線のルート上にはJR白川口駅があり、高校生の通学や高齢者の通院などで利用されるなど、去年の利用客はおよそ2万人ということだが運転手の募集をかけても応募が全くなく、現在の下呂市の営業所から人員を派遣する対応で路線を維持していくことは困難になると判断したという。
ただ住民の移動手段をなくすわけにはいかず、今後路線バス廃止後の交通手段の確保について協議するとなっているがもしかしたら来年のつちのこフェスタへどう行けばいいのか、今のところは分からない。
ともあれ今年も見つからなかったということで来年もつちのこフェスタの開催が決定しているようなので我こそは、という方はぜひエントリーしていただきたい。
つちのこ館にある資料館には「ツチノコは今日も村の自然に抱かれてのんびり暮らしていることでしょう」と書かれていた。野山を巡り草をかき分け捜索する我々人間の様をもしかしたらすぐ後ろからこっそりと見ているのかもしれない。
【画像ギャラリー】廃止が決まっているバス路線で「つちのこフェスタ」に行ってみた!(24枚)画像ギャラリー






























