■超長距離クラスの路線まで乗り入れ
さて、気になるのはフロレンツのターミナルを発着するバスの行き先だ。前述の通り、現在は規制が緩和されたことで、国内のみならず国際線も多く発着している。
ドイツやオーストリア、ポーランドといった周辺国はもちろんだが、恐ろしく遠方からの路線もあって驚かされる。
一例としてはスペインのバルセロナ、イタリアのローマやミラノ、ブルガリアのソフィアやヴァルナ、ラトビアのリガ、また季節運行のようだがギリシャのテッサロニキへ行くバスもあるようだ。
一方で戦時下にもかかわらず、ウクライナ方面のバスも運行されているようで、取材のため訪問したときにはウクライナのそれぞれ別の行き先のバスが2台も停車していた。
日本の3列フルリクライニングのような車両はほぼなく、通常の観光車と同じ4列標準シートの車両で、10時間以上~路線によっては20時間以上の旅になる。
筆者のような高齢者に片足を突っ込みそうな人間にはもうハードルが高いが、とにかく低価格で移動できるので、体力に自信のある方はチャレンジされてみてはいかがだろうか?
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