■意外と選べる宇野港へのアクセス
静かになったとはいえ、今も海上交通の中心地たる存在感を持った宇野港であるが、肝心の行き方はどうなっているのか。
まずは国鉄の頃から移動の主力であった鉄道・宇野線を利用するもの。岡山/茶屋町〜宇野間を結ぶ電車が今も運転されている。途中の茶屋町始発/終点を含めて30分〜1時間に1本くらいのペースで列車が出ている。所要時間はおおむね50分台。
JR宇野駅の向かいに、バス停つきのロータリーがあるのも注目すべき点。地元のバス事業者である両備バスを中心とした路線バスが発着しており、バス停名は「宇野駅前」になる。
各バス路線系統がどこから来るのか……観光客が利用しやすいものとしては、岡山駅前〜宇野周辺を結ぶ両備バス「小串・鉾立・上山坂線」や「岡山駅渋川線」が例に挙げられる。
所要時間は小串・鉾立・上山坂線が1時間40〜50分程度で、岡山駅渋川線が1時間15分くらい。鉄道よりも時間はかかるが意外にもバスで岡山から宇野まで直通で来られてしまうのが面白い。
このほかに、王子ヶ岳登山口〜宇野間の両備バス「王子ヶ岳線」があり、本数の少なさが考えどころではあるものの、うまく繋げば今日の本四正門と言える、JR児島駅から宇野までバスでアクセスできたりもする。
電車だけに注目するとまあまあローカルな一方、視野を路線バスにまで広げると意外と交通手段を選べるのが宇野港周辺の特徴にして、それなりに公共の足があるならちょっと見に行ってみようかと、関心を向けるキッカケにもなってくれそうだ。
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