同じ2.5Lストロングハイブリッドと機械式AWDを採用するレヴォーグ レイバックS:HEVとフォレスターS:HEV。中身は近くても、低く長いワゴン系クロスオーバーと背の高い王道SUVでは使い勝手が大きく異なる。自分に合うのはどちらか、数字から見極めよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】フォレスター&レヴォーグレイバック、スバルの二大新型ストロングハイブリッドを写真で徹底比較!(16枚)画像ギャラリー同じS:HEVでも高さは180mm違う
両車のパワートレーンは基本的に共通だ。2.5L水平対向エンジンは最高出力160ps、駆動用モーターは119.6ps/270Nmを発生。プロペラシャフトで前後輪をつなぐ機械式AWDや、状況に応じてFWDへ切り替えるクラッチ開放制御も採用する。
大きく違うのがパッケージだ。レイバックは全長4735mm、全幅1820mm、全高1550mm。対するフォレスターは全長4655mm、全幅1830mm、全高1730mmとなる。レイバックは80mm長く、10mm狭く、実に180mm低い。
低い着座位置とワゴンに近いプロポーションを持つレイバックは、舗装路での安定感や乗用車らしい運転感覚が魅力。全高1550mmによって機械式駐車場の選択肢も広がる可能性がある。
最低地上高はレイバックの180mmに対し、フォレスターは220mm。雪深い地域や未舗装路、キャンプ場へのアクセスでは40mmの差が安心感につながる。アイポイントも高く、周囲を見渡しやすいフォレスターこそ王道SUVだ。
長い荷室か、高くて広い室内か
荷室にもキャラクターの違いが表れる。レイバックS:HEVは容量429Lを確保し、荷室フロア長は1000mm以上。奥行きを生かしてスーツケースや長尺物を積む、ステーションワゴンらしい使い方に向く。
一方、フォレスターは荷室フロア長928mmながら、荷室高887mm、開口部最大幅1250mmを確保。高さのあるキャンプ道具や自転車など、大きくかさばる荷物を積みやすい。室内高もレイバックの1205mmに対して1270mmあり、後席の開放感や乗り降りのしやすさで優位に立つ。
燃費はレイバックがWLTCモード19.0km/L。フォレスターはXブレークS:HEV系が19.1km/L、プレミアムS:HEV EXが18.5km/Lで、実質的には互角だ。燃料タンクも両車63Lだから、長距離性能に大差はない。
価格はレイバックのプレミアムブラックS:HEV EXが424万6000円から。フォレスターはXブレークS:HEVの437万8000円からとなり、入口ではレイバックが13万2000円安い。しかもレイバックはアイサイトX搭載のEXなので買い得感が強い。
街中や高速道路を中心に、低く伸びやかな走りと上質感を味わうならレイバック。家族の乗り降り、背の高い荷物、雪道やアウトドアを優先するならフォレスターだ。優劣ではなく、ワゴンとして使うかSUVとして使うか。その答えが決まれば選択も難しくない。
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