バス運転士の待遇改善には事業者の利益を向上させるのが必須!?

■バス会社がもうかれば税収は上がる!

写真はすべてイメージで本文とは関係ありません
写真はすべてイメージで本文とは関係ありません

 一見するとバス事業者だけを免税扱いにして不公平であるし税収が減るという指摘もあろう。しかし公共交通機関と呼称するならば公共らしい優遇は必要だし、長い目で見れば経費圧縮効果でバス事業者に利益が出れば法人税が納税され、運転士の待遇が上がれば所得税や住民税の納付額が多くなる。

 単年度ではなく数十年単位で見た場合、日本国民にとってどちらにメリットがあるのかを議論するのが政治の役割で、そうした制度改革を実行するのが行政の役割ではないだろうか。

 今回は軽油引取税という一つの税金に注目して述べただけだが、もっと行政で支援できることはあるはずだ。補助金だけが行政ができる支援ではない。アイデアを出し合って国民が豊かな生活を維持できるようにすることも必要な時代になっているのかもしれない。

【画像ギャラリー】バス運転士の待遇を上げるためには事業者が利益を出しやすくする必要がある(4枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…