【画像ギャラリー】アメリカ人の「魂のヒーロー」歴代コルベット約65年の軌跡

初代コルベットから8代目まで歴代コルベットの雄姿

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1953年1月17日、ニューヨークで開催されたGMの“モトラマ”ショーでコンセプトカーとしてデビューし、6月30日から300台の台数限定で生産された
1954年/初代C1カタログ
1954年/初代C1カタログ
1954年モデル/初代C1コルベットは1954~1962年まで生産
1954年モデル/初代C1コルベットは1954~1962年まで生産
1957年モデル/初代
1957年モデル/初代
1960年/初代
1960年/初代
C2コルベットのデザインの源流となったのが1959年に発表されたシボレーコルベットスティングレイレーサー。コルベット育ての親、ロシア人のゾーラ・アーカス・ダントフが、C1コルベットを改良して1957年に製作したコルベットSSをベースに開発した試作モデル
C2コルベットのデザインの源流となったのが1959年に発表されたシボレーコルベットスティングレイレーサー。コルベット育ての親、ロシア人のゾーラ・アーカス・ダントフが、C1コルベットを改良して1957年に製作したコルベットSSをベースに開発した試作モデル
1961年に発表されたマコシャーク(青鮫)コンセプト。上のスティングレイレーサーとともにC2コルベットの源流となった
1963年/2代目。1963~1967年まで生産。この2代目、3代目と数種のスポーツカーコンセプトをデザインしたのは日系二世ラリー・シノダ
1963年/2代目。1963~1967年まで生産。この2代目、3代目と数種のスポーツカーコンセプトをデザインしたのは日系二世ラリー・シノダ
1963年/2代目。1963年モデルの特徴として、ルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって二つに寸断される「スプリット・ウインドウ」と呼ばれるリアウインドウを持っていた
1963年/2代目。1963年モデルの特徴として、ルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって二つに寸断される「スプリット・ウインドウ」と呼ばれるリアウインドウを持っていた
1965/2代目のカタログ
1965/2代目のカタログ
1965年/2代目カタログ
1965年/2代目カタログ
1965年型シボレーコルベットマコシャークII
1965年型シボレーコルベットマコシャークII
1969年/マコシャークIIをベースに開発されたマンタレイ。C8コルベットで実に50年ぶりにその名が復活するという
1969年/マコシャークIIをベースに開発されたマンタレイ。C8コルベットで実に50年ぶりにその名が復活するという
1968年/2代目。1968~1982年まで生産。前後に膨らんだ前後フェンダーとくびれたボディ中央のデザインはコークボトルと呼ばれる。車名は1969年からスティングレイ(Stingray)の呼称が復活するものの1978年には再びコルベットに戻される
1968年/2代目。1968~1982年まで生産。前後に膨らんだ前後フェンダーとくびれたボディ中央のデザインはコークボトルと呼ばれる。車名は1969年からスティングレイ(Stingray)の呼称が復活するものの1978年には再びコルベットに戻される
1968年/3代目。通称「アイアンバンパー」と呼ばれるスチール製の前後バンパーを装着する前期型(1968~1972年)
1968年/3代目。通称「アイアンバンパー」と呼ばれるスチール製の前後バンパーを装着する前期型(1968~1972年)
1968年/3代目
1972年/3代目
1972年/3代目
1974年/3代目カタログ
1974年/3代目カタログ
1974年/3代目カタログ
1974年/3代目カタログ
1973年/3代目。リアのみクロームバンパーを採用
1973年/3代目。リアのみクロームバンパーを採用
1978年/3代目。C3型の最も大きなマイナーチェンジは1978年。大きな変更点として、それまで垂直に降り立つリアウインドウが、ルーフからボディ後端までを繋ぐ湾曲した一枚ガラスに変化し、規制によって5マイルバンパーが装着された。オプション設定にはグラストップが追加されるが、これはコルベットがスポーツカーというより、長距離を高速で移動することに主眼を置いたGTカー的な方向に寄ったものであることを示していた
1978年/3代目。C3型の最も大きなマイナーチェンジは1978年。大きな変更点として、それまで垂直に降り立つリアウインドウが、ルーフからボディ後端までを繋ぐ湾曲した一枚ガラスに変化し、規制によって5マイルバンパーが装着された。オプション設定にはグラストップが追加されるが、これはコルベットがスポーツカーというより、長距離を高速で移動することに主眼を置いたGTカー的な方向に寄ったものであることを示していた
1979年/3代目。前後ともボディ同色のウレタンバンパーを装着する後期型(1974~1982年)
1979年/3代目。前後ともボディ同色のウレタンバンパーを装着する後期型(1974~1982年)
1980年/3代目カタログ
1980年/3代目カタログ
1984年/4代目。1983年11月~1996年生産。エンジン以外のほぼ全てを新規設計。ボディ構造は角断面鋼管フレームとセミモノコックを組み合わせたユニフレームとなり、旋回性能を上げるためにショートホイールベース化され、前後トレッドを広げて操縦安定性を確保しているエンジンは前輪車軸後部に搭載され49:51とスポーツカーとしてほぼ理想的な前後重量配分を実現した。足回りは前不等長ダブルウィッシュボーン式、後5リンク式へと進化、アームには市販車初の軽合金を採用し、バネ下重量の低減を狙っている。また、前後とも伝統の横置きリーフスプリング使用している
1984年/4代目。1983年11月~1996年生産。エンジン以外のほぼ全てを新規設計。ボディ構造は角断面鋼管フレームとセミモノコックを組み合わせたユニフレームとなり、旋回性能を上げるためにショートホイールベース化され、前後トレッドを広げて操縦安定性を確保しているエンジンは前輪車軸後部に搭載され49:51とスポーツカーとしてほぼ理想的な前後重量配分を実現した。足回りは前不等長ダブルウィッシュボーン式、後5リンク式へと進化、アームには市販車初の軽合金を採用し、バネ下重量の低減を狙っている。また、前後とも伝統の横置きリーフスプリング使用している
1987年/4代目
1987年/4代目
1987年/4代目カタログ
1987年/4代目カタログ
1991年/4代目カタログ
1991年/4代目カタログ
1990年/4代目。ZR-1
1990年/4代目。ZR-1
LT5型エンジンは当時GM傘下にあったロータスカーズによって開発されたもので、スクエアに近くされたボアφ99.0×ストローク93.0mmで5727ccと排気量そのものはほぼそのままだがブロックもアルミニウム化したオールアルミニウム製のエンジンで圧縮比11.0:1、DOHC32バルブという画期的なエンジンで、標準モデルより100ps以上高い375ps/5800rpm、51.3kgm/4,800rpmを発生し、ZF製6速MTが組み合わされた
LT5型エンジンは当時GM傘下にあったロータスカーズによって開発されたもので、スクエアに近くされたボアφ99.0×ストローク93.0mmで5727ccと排気量そのものはほぼそのままだがブロックもアルミニウム化したオールアルミニウム製のエンジンで圧縮比11.0:1、DOHC32バルブという画期的なエンジンで、標準モデルより100ps以上高い375ps/5800rpm、51.3kgm/4,800rpmを発生し、ZF製6速MTが組み合わされた
1991年モデルのZR-1透視図
1991年モデルのZR-1透視図
1997年/5代目。1997~2004年生産。C4の構造は角断面鋼管フレームとセミモノコックを組み合わせたユニフレームだったため部品点数が多く、どうしてもボディのゆがみが出てしまっていたが、C5では一体成型シャシーとなり高剛性を実現し、ゆがみを減らした。また、旋回性能を上げるためにC4からさらにショートホイールベース化、ワイドトレッド化されたことに加え、操縦安定性を確保するため、トーイン、トーアウト、キャンバー角も見直されている。そして何より特筆すべきは、トランスアクスルレイアウトを採用したことで前後重量配分を50:50に近づけ、鋭く素直なステアリング応答性を実現したことである。しかし、リトラクタブル式のヘッドライトや円形の4連テールランプ、ダブルウィッシュボーンにリーフスプリングを組み合わせた足回り等の伝統は引き継がれている
1997年/5代目。1997~2004年生産。C4の構造は角断面鋼管フレームとセミモノコックを組み合わせたユニフレームだったため部品点数が多く、どうしてもボディのゆがみが出てしまっていたが、C5では一体成型シャシーとなり高剛性を実現し、ゆがみを減らした。また、旋回性能を上げるためにC4からさらにショートホイールベース化、ワイドトレッド化されたことに加え、操縦安定性を確保するため、トーイン、トーアウト、キャンバー角も見直されている。そして何より特筆すべきは、トランスアクスルレイアウトを採用したことで前後重量配分を50:50に近づけ、鋭く素直なステアリング応答性を実現したことである。しかし、リトラクタブル式のヘッドライトや円形の4連テールランプ、ダブルウィッシュボーンにリーフスプリングを組み合わせた足回り等の伝統は引き継がれている
1997/5代目
1997/5代目
2009年/6代目。2005~2013年生産。C6型はC5型の欠点を洗い出し、改善した正常進化でメカニズムに共通点は多いものの、そのほとんどは新しく設計されている。衝突安全性や軽量化の視点からリトラクタブルヘッドライトは廃止され、吊り目型の固定式ヘッドライトを採用
2009年/6代目。2005~2013年生産。C6型はC5型の欠点を洗い出し、改善した正常進化でメカニズムに共通点は多いものの、そのほとんどは新しく設計されている。衝突安全性や軽量化の視点からリトラクタブルヘッドライトは廃止され、吊り目型の固定式ヘッドライトを採用
2011年/6代目グランスポーツ。C6型コルベットのリア曲面で構成されていたC5型と比較し、よりエッジの利いたラインで構成された力強いスタイリングとなった。また、運動性能向上のためダウンサイジングを敢行し、先代より全長が100mm短縮されたが、逆にホイールベースは30mm延長され、オーバーハングを縮小することで安定性を高めている。足回りは前後ダブルウィッシュボーン式、コンポジット材を使用した横置きリーフスプリングという組み合わせ
2011年/6代目グランスポーツ。C6型コルベットのリア曲面で構成されていたC5型と比較し、よりエッジの利いたラインで構成された力強いスタイリングとなった。また、運動性能向上のためダウンサイジングを敢行し、先代より全長が100mm短縮されたが、逆にホイールベースは30mm延長され、オーバーハングを縮小することで安定性を高めている。足回りは前後ダブルウィッシュボーン式、コンポジット材を使用した横置きリーフスプリングという組み合わせ
2009年/6代目。ZR-1。限定モデルではあるがZR1が販売された。エンジンはイートン製スーパーチャージャー付き6.2LのLS9型となった。最高出力は647psを発生し、シボレーコルベットとしてついに600馬力を超えるに至った。エンジンはLS7のドライサンプ、チタンコンロッド、チタンインテークバルブを踏襲し、ブレーキがブレンボ製カーボンセラミックローター(フロント6ピストン、リア4ピストン)となり、ローターサイズもフロントφ394mm、リアφ380mmとZ06から拡大されたため、これに合わせてタイヤサイズもフロントP285/30ZR19、リアP335/25ZR20となった。またルーフやフロントスポイラーなどに積極的に炭素繊維強化プラスチックを採用するなど、同世代のフェラーリ599GTBフィオラノやランボルギーニムルシェラゴなどスーパースポーツに並び、価格も10万ドルを超えた
2014年/7代目。2014~2019年生産。クーペモデルではC3形後期から採用されていたラップアラウンド形のリアウィンドウが廃止され、通常のノッチバック式となった。またテールランプでは歴代モデル史上初の角型が採用されている。FRP製のボディを持ち、ボンネットとルーフはドライカーボンで成型されており車体の軽量化に貢献している。また、ルーフを取り外すことでオープンカーとしても楽しめるようになっている
2014年/7代目。2014~2019年生産。クーペモデルではC3形後期から採用されていたラップアラウンド形のリアウィンドウが廃止され、通常のノッチバック式となった。またテールランプでは歴代モデル史上初の角型が採用されている。FRP製のボディを持ち、ボンネットとルーフはドライカーボンで成型されており車体の軽量化に貢献している。また、ルーフを取り外すことでオープンカーとしても楽しめるようになっている
2018年/7代目。ZR-1。466ps/63.6kgmのZ51、650ps/89.4kgmのZO6が発表され、2018年には766ps/96.8kgmを発生する最強モデル、ZR1が発表
2018年/7代目。ZR-1。466ps/63.6kgmのZ51、650ps/89.4kgmのZO6が発表され、2018年には766ps/96.8kgmを発生する最強モデル、ZR1が発表
2020年/8代目。ミドに搭載された6.2L、LT2型V8エンジンは495ps/65.0kgm
2020年/8代目
2020年/8代目
2020年/8代目
2020年/8代目
2020年/8代目
2020年/8代目

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