何かが見つかるかもしれない!
記者はここで茶碗を見つけた。茶道や茶の湯の心得はまったくないのだが、こういうご時世なので家で抹茶を点てて一服するという風流まがいなことをしている。
しかし安価な野点(のだて)セットを購入したまでは良かったが、持ち運びができるようなセットなので茶碗が小さく、もう少し大きなものが欲しいと思っていたらここで見つけてしまった。
多くの陶芸品が展示即売されているが記者が見つけた茶碗はなんと600円。即買いしたのは言うまでもない。後で聞いてみると、なんとこの茶碗は当館の館長作だったことが判明。図らずとも作者から直接購入するという「栄誉」を手に入れた。そんな偶発的な出会いも旅の楽しさであり醍醐味だ。
ごはんを食べよう!
今回は往路ですべてを巡ったので、復路は橋本駅北口まで乗り通すだけだが冒頭で述べた通り、立ち寄り場所に合わせて往復のダイヤを見て計画していただきたい。
さて橋本駅に戻ってきたころには夕方になっていたので、夕食を取るために橋本商店街のホームページを探索。「藁焼き酒場 月夜に遊ぶ。」というお店を発見。しかし今のご時世で居酒屋としては時間制限があり、テイクアウトでの利用や定食メニューでごはん需要にもこたえている。
橋本商店街(共同組合)ホームページには飲食店だけではなく、周辺の多くの商店を網羅しているのでお店探しにはピンポンと過ぎて都合がよい。
藁焼とはその名の通り、藁(わら)で焼き上げる調理法で肉だけではなく海産物も提供する。これらにご飯を注文してちょっとぜい沢定食にすることもでき、融通が利くので相談してみると良い。
藁は短時間での勢いある火勢が特徴で、燃料の藁は燃えてしまうので、炭とは違い1回限りの使い切り。素材についた藁が燃える際の香りはスモークされたものに似るが、高温で表面を焼き上げたものは炙りやたたきに似る。
食材本来の味わいを引き出すのには塩が一番だが、同店では塩を含めた複数のタレを出してくれるので、そのあたりも含めて味わっていただきたい。
距離の割には気軽に行ける!
前述したように今回のプチ旅で行ったスポットは、最も遠いところで千葉県から橋本で1回乗り換えなので、お一人様でもご家族でも日帰りのプチ旅に出てみてはいかがだろうか。
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