セントレアにも無料で行ける??
ちなみにこのイオンモールには、さらに無料バスに乗り換えることにより橋の向こうの中部国際空港(セントレア)に行くことも可能だ。現在は日曜日のみの運行だが、他の曜日も運転再開となれば気軽に遊びに行くことも可能だろう。
再び次のバスに乗り、常滑駅へと戻る。途中にはウィンボとこなめという外向発売所があり、ここは多くのファンで賑わっていた。常滑駅までは約9分で、この路線は1周してもわずか15分という短い路線であるが、どのバスもたくさん乗車しているように思えた。
以上がコミュニティバス「グルーン」の乗車レポートである。競艇事業の会計からファンバスにコミュニティバスを包括して運行するアイデアは前代未聞のウルトラCなのかもしれない。常滑市は常滑と蒲郡の2場でレースを主催している。
公営競技の主催自治体と競技場が同一自治体内にないと難しい方式だが、一般会計ではなく企業会計(モーターボート競走事業)で運営することにより自治体の負担を小さくし、地域住民と公営競技場とのウィンウィンの関係が構築されることに本方式の意義がある。
まだ10月からスタートしたばかりであり、これからどのように運行されていくのかは未知数ながらも、当面は無料で運行されるので、市内の観光スポットを巡ったり単純な移動に活用したりと、知多半島への観光や常滑に出向いた際にはカラフルなJ6をぜひ探して乗ってみてはいかがだろうか。
【画像ギャラリー】常滑の無料コミュニティバスはBYD社製EVバスJ6(20枚)画像ギャラリー