■フリードクロスター(2列シート)「おひとりさま映画館、冬の夜長を楽しむ車中泊」仕様 by まるななさん
昨年フルモデルチェンジされたフリードは2列シート仕様だと、2列目シートを倒し付属のボードを使うと広く平らな空間が出現するのに加え、ラゲッジスペース下部には荷物置き場もあるなど、何も手を加えなくても車中泊にそれなりに使える点が素晴らしい。
このあたりに着目して2列シートのフリードクロスターを車中泊仕様に仕立てたのが、軽トラックをベースに荷台に独立したキャビンを持つキャンパーで車中泊を楽しんでいるまるななさんだ。
このフリードクロスターは車中泊モードにした車内後方に布団を敷き、動画を見るためのスクリーンを設置しシアターとし、車内のプライバシーはホンダアクセスのプライバシーシェードで確保、電気毛布などでも必要な電源はポータブル電源で賄うというお手軽な仕様。
その割にスクリーンで動画を見ていると非日常が楽しめる点は、フリードクロスターの持つ車中泊カーとしてのポテンシャルによるものだろう。
なお、N-VANで車中泊をしている人の中にはフリードの2列シート仕様が気になる人が多いそうで、2人までで車中泊に使うならフリードの2列シート仕様は検討する価値は大きい。
【画像ギャラリー】映画鑑賞にこたつに…用途様々! アウトドアの究極形態ここにあり! (24枚)画像ギャラリー■ステップワゴン「ザ・スタンダード 車中泊キャンプwithOUTDOOR(二人仕様)」 by 大橋保之さん
ミドルミニバンのステップワゴンは近年シートをベッドとして使うには向かなそうな2列目が独立したキャプテンシート仕様が中心となっている。しかし、1列目と2列目、2列目と3列目をつなぐと意外にフラットになるのに加え、2列目は左右シートを横方向に密着することも可能と、車中泊にも意外に対応する。
この点に着目しステップワゴンを車中泊仕様に仕立てたのが、車中泊を扱う雑誌カーネル編集長を務める大橋保之さんだ。
大橋さんが仕立てたステップワゴンもシートをよりフラットにするためマットと寝袋、ポータブル電源で電気毛布を使い、快適な寝床を造るという、まるななさんのフリードクロスター同様のお手軽仕様。
それでも2人が快適な睡眠が取れるのに加え、大橋さんによると「ステップワゴンは2列目と3列目をつなぐと倒した3列目背もたれが枕になるのも意外なメリット」とのこと。
さらにステップワゴンなら写真のアウトドアに使う遊び道具も積載できるので、荷物が多い車中泊に使うならちょうどいいサイズかつ快適に寝れるステップワゴンも有力な選択肢になりそうだ。
【画像ギャラリー】映画鑑賞にこたつに…用途様々! アウトドアの究極形態ここにあり! (24枚)画像ギャラリー■N-BOX JOY&フリード×Honda Dog愛犬とお出かけ仕様
ホンダアクセスは近年愛犬とのドライブに便利な用品にも力を入れている。
その起源を聞いてみると、ホンダでは2005年の東京モーターショーにW.O.Wコンセプトという車内に備え付けのクレートを持つなどするコンセプトカーを出展するなど、愛犬とのドライブに使いやすいクルマを考えていた時期があり、その意思がホンダアクセスに引き継がれている面もあるそうだ。
「愛犬とお出かけ」仕様のN-BOX JOYとフリードで目に付いたのはペットシートマット、ペットシートプラスわん2、ペットシートサークルという3つの用品だ。
N-BOX JOYの後席に装着されたペットシートマットは愛犬を乗せるためのシートで、安心の飛び出しリードフック付き。フリードの前席に置かれるペットシートプラスわん2は助手席のシートベルトを使って固定できる、超小型犬2頭もしくは小型犬1頭用のクレートで、運転中でも愛犬の様子を確認できるのが有難い。
フリードの後席片側のスペースに置けるペットシートサークルは中型犬までが快適に過ごせるサークルで、それぞれ愛犬とドライブの機会が多い人には便利で有難い用品だ。
また、愛犬とドライブする方には愛犬を乗せるエアバギーを使う人も多いが、フリードの3列目シート仕様は3列目シートを収納するとエアバギーがピッタリ積載できる。
さらにエアバギーを固定するために使うタイダウンベルトなどのフックも、3列目シートの支柱が付くフックと接合でき、フリードの3列目シート仕様は愛犬とのドライブにも非常に便利なクルマとなっている。
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