高いウエット性能がすり減った後まで持続する
さらに、この高いウェット性能が摩耗時にも持続する。滑りやすい路面の散水スキッドパッドに場所を移し、約2万km走行相当の残溝5mm(新品時7mm)品を試した。
一般的にタイヤは溝が減る(摩耗する)とトレッド面の排水能力が減少し、雨の路面で滑りやすくなることは経験上ご存知だろう。
圧雪路面程度の摩擦係数にコントロースされた散水スキッドパッドで徐々に速度を上げていくと、新品のエコピアNH200が28km/hで滑り出す場面でも残ミゾ5mmのフィネッサHB01は30km/h以上まで速度を上げても滑り出さない。
メーター読み31km/hの時点でフロントタイヤが“ギュギュギュ”と滑り出したのだが、いきなりスパッと滑り出すのではなく、路面を掴みながらジワジワと旋回ラインがアウトに出ていくため、滑り出しを把握しやすいし、アクセルをそっと緩めれば滑り出しはスッと止まってくれる。
これは、フィネッサHB01が新たに採用した「スクエアグルーブ」と呼ばれる、摩耗後にも溝の内部断面を垂直にすることで溝容量を維持する新技術が大きく効いている。路面とタイヤ接地面に挟まれた水膜を効果的に切り裂くのだ。
溝が減っても高い排水性を維持することで接地面積を確保。これにより「ゴムで接地する」性能を最大限に引き出していることがグリップ感覚からドライバーに伝わってくる。
フィネッサは日々のドライブをしっかりと支えてくれる心強い足元だ。
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