ソリオ バンディットで上級ミニバン気分は味わえるか? 233万6400円からの迫力顔をチェック

ソリオ バンディットで上級ミニバン気分は味わえるか? 233万6400円からの迫力顔をチェック

 小さなボディでも、ちょっとイイ感じのミニバン気分を味わいたい。そんな欲張りに応えるのがスズキ ソリオ バンディットだ。全長3810mmの5ナンバーサイズながら、迫力顔と広い室内、両側スライドドアを備える背高コンパクト。233万6400円から狙える上級感は本物か?

文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ

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迫力顔と専用内装で、標準ソリオとは別キャラだ

左:ソリオ バンディット、右:ソリオ。それぞれキャラクターの棲み分けがなされている
左:ソリオ バンディット、右:ソリオ。それぞれキャラクターの棲み分けがなされている

 ソリオ バンディットの魅力は、まず見た目の押し出しだ。標準ソリオが親しみやすいファミリー顔なら、バンディットはグッと精悍。メッキ加飾やシャープなランプまわりで、コンパクトカーながら存在感はかなり強い。サイズは全長3810mm×全幅1645mm×全高1745mmで、街なかでは扱いやすい5ナンバー枠。なのに顔つきだけ見ると、もう少し大きなミニバンに乗っているような満足感がある。

 室内もバンディットらしい上級感を狙った仕立てだ。カラーリングやシート生地の質感にこだわり、標準ソリオより落ち着いた雰囲気。もちろんソリオ共通の強みである広さも健在で、室内長2500mm、室内幅1420mm、室内高1365mmを確保する。背高ボディだけに頭上も足元もゆとりがあり、リアシートに座っても窮屈さは少ない。

 両側スライドドアやセンターウォークスルーも、ミニバン気分を高めるポイントだ。子どもの乗せ降ろし、狭い駐車場でのドア開閉、雨の日の車内移動など、日常で効く便利さが詰まっている。3列シートこそないが、使い勝手の方向性はかなりミニバン寄りだ。

233万6400円からの価値は装備込みで見るべし

ソリオバンディットとソリオの内装の違い。上がソリオバンディット、下がソリオ
ソリオバンディットとソリオの内装の違い。上がソリオバンディット、下がソリオ

 価格はソリオ バンディット HYBRID MV 2WDで233万6400円から。標準ソリオのHYBRID MZ 2WDが224万8400円なので、見た目と内外装のキャラを含めた差額は8万8000円ほど。この差で“ちょっと上級なソリオ”感が手に入るなら、かなり悩ましい。

 装備面も今どきだ。2025年1月の一部仕様変更で、Z12E型1.2LエンジンとCVTを採用し、全車マイルドハイブリッド化。WLTCモード燃費は2WDで22.0km/L、4WDで20.7km/Lとなる。背の高いスライドドア車でこの燃費なら、毎日の送迎や買い物でもありがたい。

 安全装備ではデュアルセンサーブレーキサポートIIや車線維持支援機能を採用。さらに電動パーキングブレーキやブレーキホールドも備わり、信号待ちや渋滞でのラクさもきちんと押さえる。大きな上級ミニバンのような豪華さや3列目はない。だが、迫力顔、広い室内、スライドドア、快適装備を小さなボディに凝縮した満足感はかなり濃い。

 結論として、ソリオ バンディットは上級ミニバンそのものではない。でも、上級ミニバン気分を日常サイズで味わうクルマとしては大いにアリだ。大きすぎない、燃費もいい、でも見た目でちょっと気分が上がる。そこがバンディットのうまさだ。

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