見栄っ張り注目!! 「とにかく図体デカくて押し出しの強いSUVを」という人向け 5選

デカい! とにかく目立つ! 唯一無二のSUVをお探しならFJクルーザーの一択

アウトドアブームの今、買うんだったら図体デカめの見栄っ張りなSUVで決まり!?
当初は北米市場専用車種のミドルサイズSUV、FJクルーザーだったが、2010年に日本に上陸。2018年1月末で国内販売終了となった。レトロデザインなSUVという個性の強さが際立った一台だった

 2006年に北米で販売を開始したFJクルーザーは2010年12月に国内デビュー。その魅力はSUVの本場である北米でも高い評価を得た個性的なスタイリングにある。両側大開口観音開きドアを採用した2ドアクーペのようなスタイリッシュな姿に直立フロントウィンドウシールドガラス、丸目ヘッドランプ、ホワイトルーフ、TOYOTAエンブレムといった力強さとモダンさを融合したディテールの数々が圧倒的な存在感を演出。

 また、運転状況に応じて吸・排気バルブの開閉タイミングを最適制御するDual VVT-iを採用した4.0リッターV6ガソリンエンジン、自らの意志で作動と非作動が選択できるパートタイム4WDシステム、リアデフロックやアクティブトラクションコントロールなどの採用に加え、ショックアブソーバーも最適なチューニングを施して高い走行性能も実現している。

 「後部座席が狭い」、「荷室が狭い」などの声も聞かれたが、それすらも超越した遊び心を満載した唯一無二のSUVなだけに人気はいまだ健在、中古車市場でも平均300万円超という高値安定の状況にある。

ビッグホーンはいすゞの高い技術力を誇示した希少な本格クロカンモデル

アウトドアブームの今、買うんだったら図体デカめの見栄っ張りなSUVで決まり!?
RVブームを牽引した一台となったビッグホーン。1991年にデビューした2代目はRVブーム真っ只中に登場したが、パジェロやハイラックスサーフなどの強豪ひしめくなか、少々地味な印象だった

 3ナンバー専用ボディに200psの3.2リッターV6 DOHCガソリンと125psの3.1リッター直4ディーゼルターボという2種類のエンジンを設定した2代目ビッグホーンは1991年12月に登場。当初はロングボディのみの設定だった、1992年3月にショートボディが登場。

 グレードもベーシックの他に3つが展開されたが、そのなかでもガソリンエンジンとショートボディを組み合わせたイルムシャーRSは、1994年のパリ・ダカールラリー市販車無改造部門でのクラス優勝で高い走行性能を証明してみせた。

 1995年のビッグマイナーチェンジでは、一部グレードに前後輪のトルク比を0:100の後輪駆動状態から50:50の直結4WD状態まで自動制御するTOD(トルク・オン・ディマンド)を採用。

 2001年6月の一部改良でもガソリンエンジン用コンピュータの32ビット化をはじめ、各気筒ごとの燃焼状態を検知して最適な点火時期を設定するイオンセンシング式イグニションシステム、リニアなアクセルワークを実現した電子制御スロットルを採用して商品力の向上が図られたが、2002年にいすゞの乗用車事業からの完全撤退に伴って惜しまれつつも生産終了となった。

スカイライン クロスオーバーの真骨頂は今でも通用する流麗なスタイリング

アウトドアブームの今、買うんだったら図体デカめの見栄っ張りなSUVで決まり!?
クーペとSUVの融合というコンセプトのもと、2009年に誕生したスカイライン クロスオーバー。新車販売価格が472万5000円~447万3000円だったことを考えると、現在の中古車相場はかなりお得。絶対買いの一台だ

 地を捉えて宙を駆ける姿を連想させる躍動感あるエクステリアが目を惹くスカイライン クロスオーバーは2009年7月にデビュー。2400~7000rpmで最大トルクの90%を発生する力強さと扱いやすさを両立した最高出力330psの3.7リッターV6 DOHC24バルブエンジンとマニュアルモード付き7速ATとの組み合わせがスカイラインの名に相応しい優れた運動性能を発揮した。

 モダンで上質なインテリアも魅力のひとつで本木目フィニッシャーに高級材であるカーリーメイプルを採用し、表面にバイオリンのようなグラデーション塗装を施すことで華やかさと仕上げの良さを演出。

 また、駐車ガイド機能付きアラウンドビューモニターや車線逸脱防止支援システムといった先進装備も数多く採用された。現在の主流とも言えるクーペとSUVの融合から生まれたアーバンSUVを代表するスカイライン クロスオーバーの現在の中古価格相場は平均で120万円前後。

 いま見ても古さを感じさせないスタイリッシュな一台は、中古SUVを狙っている人にとっては十分にアリな選択ではないだろうか?

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