IHI運搬機械のタワー式パーキング開発担当者に聞くと、自動車メーカーでは充電リッドの開口時の寸法や、充電ガンをセットした際の張り出し量を公開していないため、実車による実寸計測をして対応しているのだという。充電ガンの形状もメーカーによってさまざまで、リッド部の深さやリッド内でのソケットの位置などが規格化されていないため、パレット側に固定した充電ケーブル&充電ガンを設置することもできないのだという。このあたり、今後のEV普及を目指すのであれば、世界的な規格化が必要だと感じた。
まだまだクリアすべき課題はあるものの、こうして大規模マンションのタワー式パーキングでのEV充電は可能になりつつある。パーキング開発、施工企業だけではなく、自動車メーカーが協力することでタワー式パーキングでのEV充電設備の普及は格段に進められるはずだ。
【画像ギャラリー】マンションだからEV充電ができない! というのは過去の話になりつつある。EV充電可能なタワー式パーキングがぞくぞく誕生!!(10枚)画像ギャラリー
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