■自分より早く動くクルマではパニックが起きるかも
特に小動物(ウサギや小鳥など)で注意したいのが、車内で起こるパニック現象だ。
一般に動物は、自分が全速力で走る(飛ぶ)以上の速い移動を体験したことが無い。
クルマに乗せるということは、普段の何倍もの速度で移動することになり、情報処理ができなくてパニックに陥る。
特に小鳥がこの現象を起こしやすい。
インコや文鳥など、人気の小鳥が飛行する速度は、巡航速度で約36km/hだ。
常に50km/h程度の速度が出るクルマに乗れば、流れていく風景の速さでパニックを起こしてしまうのだ。
筆者も小鳥を飼っているが、クルマでの通院時などでは、移動中に外が絶対に見えないようにしている。
ペットたちは、クルマが何かもわからず、異質な空間に乗せられ不安な思いをしているのだ。
知らないペットには、最大限の配慮をし、道中は安全・安心を担保するのが、飼い主・ドライバーとしての務めだろう。
ペットと共に楽しめる、優しいカーライフを送ってもらいたい。
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