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文:ベストカー編集部/写真:ベストカー予想CG、ベストカー編集部
【画像ギャラリー】よりタフなテイストに進化!! 現行デリカD:5とデリカD:6を見比べてみて!!(9枚)画像ギャラリー三菱の技術が満載のオールラウンダーミニバン
現行デリカD:5のデビューを振り返ると、2005年の東京モーターショーで「コンセプトD:5」を発表し、2007年の東京オートサロンで市販モデルを披露。同年に販売が開始された。
この一連の歩みから想像すれば、2023年のジャパンモビリティショーで披露された「D:Xコンセプト」は、いよいよ現実味を帯びるフェーズに入ったといっていいだろう。
迎えた2025年のジャパンモビリティショーでは、D:Xコンセプトの進化版が見られるかと期待したが、会場に並んだのはデリカD:5のマイナーチェンジ版だった。もっとも、このマイチェンではS-AWCの搭載など大幅な改良が施されており、少なくともあと2〜3年は現行型が主力を務める公算が大きい。
では、その先に来る新モデル「D:6」のパワーユニットはどうか。結論から言えば、PHEVとなる可能性が濃厚だ。
三菱は2023年に発表した中期経営計画「チャレンジ2025」で、2026〜2028年度を“電動車強化・第3フェーズ”と位置づけている。となれば、バッテリーのみで走れるEV走行距離は、従来よりも一段と長く、日常の大半を電気でまかなえるレベルを狙ってくるはずだ。
もちろん、S-AWCをはじめとする三菱の4輪統合制御は惜しみなく投入されるだろう。荒れ地も雪道も恐れない、“よりヘビーデューティでタフ”な一台へ――デリカの本懐が、さらに磨かれていく。
そこで見逃せないのが、ジャパンモビリティショー2025に出品された電動クロスオーバーSUVのコンセプトカー「ミツビシ・エレバンス コンセプト」の存在だ。
次期アウトランダーへと発展する可能性が高く、そのアーキテクチャをベースにした派生が、デリカの次章を形作る――そんなシナリオも十分にあり得る。
道なき道へ家族を運ぶ頼もしさに、電動ならではの静けさと余裕が加わる。次のデリカは、冒険の当たり前を、もう一段引き上げてくれそうだ。













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