低燃費性能 低価格化…… 永遠のライバルのダイハツ VS スズキ 軽ガチバトル徹底研究【10年前の再録記事プレイバック】

■ダイハツとスズキの販売合戦、その熾烈な最前線のいまは?

2013年1〜7月 軽四輪車販売台数
2013年1〜7月 軽四輪車販売台数

 スズキとダイハツの販売台数差が接近してきた。2013年1~7月の累計では、ダイハツが上まわるもののその差は2.7万台。2012年の7.6万台差に比べると大幅に縮まった。

 要因はスズキがワゴンRを昨年9月一新してスペーシアも今年3月に投入したこと。ダイハツもタントのフルモデルチェンジを今年10月に前倒しする。

 それでもスズキが8~12月にかけて、1カ月にダイハツを6000台上まわれば逆転が可能。クルマに詳しくないユーザーは「販売首位」の安心感で購入を決めることも多いため、ダイハツは今の首位の座を死守せねばならない。そのため、ディーラーオプションのサービス、値引きなどが拡大している。

 ただし、ダイハツは工場の稼働率を優先してミライースの在庫が増え、販売会社が届け出を行なって「未使用中古車」に卸していた時期があった。そのため、中古車価格が値崩れを起こし、下取り査定額も低下した事態が起こっている。これらも販売台数に含まれるので、統計数字はアテにしにくい面がある。

 いっぽうで、スズキも一時期は販売が下降していた。その要因はホンダの追い上げもある。とはいえ、スズキは再び販売首位を狙う動きが見られ、今後はダイハツとの販売合戦がさらに激しくなるはずだ。

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