もうすぐゴールデンウィーク。高速道路の休日割引は2026年も適用外となることがすでに発表されている。このルール、渋滞抑制には一定の効果が見えるものの、最近は物価高やら石油危機やらで暮らしも厳しい。「高速は安く! 」という攻めの施策は考えられないものだろうか!? NEXCO東日本を直撃してみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:NEXCO東日本、Adobestock
【画像ギャラリー】わくわくしないなあ……休日割引適用除外のカレンダーがこれ!(3枚)画像ギャラリー今年のGWもETC休日割引はナシ!! 4月29日と5月2~6日は適用除外だ
NEXCO東日本に確認したところ、2026年のゴールデンウィークも、高速道路のETC休日割引は適用されない。NEXCO東日本に留まらず、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路などが公表した2026年度の休日割引適用日によると、GW中の4月29日、そして5月2~6日は適用除外日だ。今年も大型連休のど真ん中は通常料金ということになる。せっかくの遠出シーズンに「割引なし」と聞かされると、やはりガックリくる。
そもそもゴールデンウィークにおけるETC休日割引の適用除外は、コロナ明けの人流急増抑制や分散、オーバーツーリズムの未然防止・抑制といった狙いから、2022年に始まった。その後は対象期間が拡大され、年末年始や9月のシルバーウィークも対象に。
さらに2025年からは、すべての3連休が適用除外となっている。いまや「GWだけ仕方ないよね」で済む話ではなく、連休は割引なしが当たり前になりつつあるのだ。ドライバー目線では、じわじわ締め付けが強くなっている感覚すらある。
渋滞は減っても財布は限界!? そろそろ「安く走れる高速」の話も欲しい
もちろん、このルールにまったく意味がなかったわけではない。国土交通省のデータなどを見ると、GW、シルバーウィーク、年末年始はルール実施以降、渋滞が減少している。GW・お盆・年末年始では休日割引適用除外後に渋滞量の減少傾向がみられ、シルバーウィークでも微減とされている。混雑緩和という意味では、一定の効果が出ているのは事実だ。
ただし、話はそう単純でもない。令和6年度は5年度に対して渋滞量が増えており、人々の「普通料金慣れ」もうかがえる。割引がなくても出かける人は出かける。ましてや3日以上の連休はすべて割引なしとなれば、負荷分散の効果は薄れる。そうなると、適用除外日を広げ続けるだけで本当にいいのか、という疑問は当然出てくる。
しかも今は、あらゆるものの価格が上がり、ガソリン価格も上昇が見込まれている時代だ。高速代まで通常料金では、家族のお出かけにブレーキがかかるのも無理はない。GWが無理ならせめて3連休は、高速道路の料金でささやかにお得感を味わいたい。そう思う人は多いはずだ。
渋滞を抑える守りの施策ばかりでなく、「ちょっとでも安いから出かけようか」と思わせる攻めの施策も、そろそろ欲しい。「いつまで続けんのよ! 」と感じる前に、見直し議論を本気で進める時期ではなかろうか!
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