登場するやいなや注目を浴びているホンダ シビックRS。カリカリのスポーツカーではなく「普通のクルマのスポーティグレード」である“RS”は、以前は多くの車種に用意されていた。そこで、10年落ち以内の各車RSグレードの中古車事情をチェック。ここでは3代目ホンダ フィットRSを調査した!!
※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月26日号
■現行型にないMTが選べるのは魅力!:ホンダ フィットRS(3代目ベース・2013年登場)
先代(3代目)ホンダ フィットのRSグレード。パワーユニットは通常グレードより15ps増しの最高出力135psの1.5L直4自然吸気で、トランスミッションは6MTとCVTの2本立て。2017年6月にマイナーチェンジを行った。
●中古車購入ポイントは?
RS全体としての流通量は約110台で、その約6割が6MT。中心はマイチェン前の前期型だが、ホンダセンシングが採用された後期型も、それなりの数は流通している。
前期6MTでよしとするなら総額100万円ちょいが目安となるが、後期6MTにこだわりたい場合は総額180万円前後までアップする。考え方次第だが、ここは前期型で充分では? なお前期型はCVTも「MTより少し安い程度」なので、狙うべきはやはり6MTだ。
●ホンダ フィットRS(3代目ベース)
・中古相場:約85万〜270万円
・新車時価格:180.0万~201.7万円
・年式:2013~2020年
・入手しやすさ:★★★★☆
・中古車オススメ度:★★★★☆
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