高齢ドライバーによる事故ときいて、真っ先に思い浮かぶのは、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故でしょう。しかしながら、内閣府がまとめた75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故における人的要因比較(2019年)をみると、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故は、たったの7%。安全不確認(23%)や内在的前方不確認(漫然運転等、18%)、ハンドル操作不適(13%)のほうが実は多いのです。
なかでも多い安全不確認については、加齢による動体視力の低下や有効視野の狭小が関係しているかもしれません。
文:エムスリープロダクション/アイキャッチ画像:Adobe Stock_AYANO/写真:HONDA、Adobe Stock、写真AC
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コメント
コメントの使い方逆と思う人多そうですが、運転が上手い人ほど、高齢時に認識能力の低下幅が大きいです
上手い人は自覚あるなしに関わらず、車外からの様々な音や、ステアやシートや踏み応え等体を通じて感じる数多くの情報を統合し認識してます
聴覚の衰え、筋肉が少なくなり肌からの刺激に鈍感になる事が、やってきた総合認識力を狂わせてしまう
短時間一発での運転は技術で挽回できますが、普段の運転で驚くほど認識できてない時間が生まれる