2024~2025年のウインターシーズンも、さまざまなタイヤメーカーから多くの冬用タイヤが発売されている。前シーズンから継続販売のものや、2024~2025シーズン新登場のものなど、注目の冬用タイヤを一気にご紹介する。
※本稿は2024年11月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部 ほか(トップ画像=naka@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
■ブリヂストン
●ブリザックVRX3
断面形状が楕円形になる新開発発泡ゴムを採用することで、氷上の水膜をより効果的に吸水し、高いアイス性能を発揮。接地形状の工夫でドライ操安も高い。SUV用サイズを新たに追加設定し、サイズラインナップを拡大。
・サイズラインナップ:135/80R12~275/35R21(全147サイズ)
・実勢価格:1万7000円(195/65R15)
●ブリザックDM-V3
VRX2に搭載される『アクティブ発砲ゴム』を採用し、高いアイス性能を発揮。SUVに向けた専用設計のラグ溝を増やしたトレッドパターンは高い雪上走破性を発揮。高いストレートグルーブが耐ハイプレ性に寄与。
・サイズラインナップ:175/80R15~255/45R22(全43サイズ)
・実勢価格:2万3000円(225/60R17)
■ヨコハマタイヤ
●アイスガード7
新開発の『ウルトラ吸水ゴム』が効果的に氷上の水膜を除去。非対称トレッドパターンのイン側は接地面積を拡大しアイスグリップを拡大。センターのジグザグ縦溝がエッジ効果を高め、スノー性能に効く。
・サイズラインナップ:145/80R13~265/35R21(全128サイズ)
・実勢価格:1万7000円(195/65R15)
●アイスガードSUV
車重が重く、重心の高いSUVの特性に合わせたトレッドパターンを採用。『エボ吸水ホワイトゲル』を配合したスーパー吸水ゴムが効果的に氷上の水膜を除去し、安定したグリップを発揮。転がり抵抗も5%低減した。
・サイズラインナップ:175/80R15~315/30R23(全92サイズ+LT用9サイズ)
・実勢価格:1万8000円(225/60R17)
■ダンロップ
●WINTER MAXX 03
トレッドゴムに配合される『MAXXグリップトリガー』がナノレベルの微細な凹凸を接地面に出現させ、これが氷上の水膜を押し出すように除去。液状ファネルセンゴムが低温下でも柔軟性をキープする。
・サイズラインナップ:145/80R13~275/35R21(全120サイズ)
・実勢価格:1万2000円(195/65R15)
●WINTER MAXX SJ8+
SUV用スタッドレスタイヤとして定評のあるSJ8のトレッドパターンを踏襲しながら、WN03のトレッドゴム技術を投入。低温下でも柔軟性を損なわない『ナノ凹凸ゴム』が氷上の水膜を切り裂き、密着する。
・サイズラインナップ:175/80R15~265/50R22(全64サイズ)
・実勢価格:1万9000円(225/60R17)
●GRANDTREK XS1
クロスカントリー車に向けた『GRANTREK』ブランドのスタッドレスタイヤ。マッドテレーンタイヤを思わせるワイルドでタフな印象のブロックパターンが特徴的。ナノフィットゴムを採用し、アイス性能を高める。
・サイズラインナップ:185/85R16LT、LT215/70R16(全2サイズ)
・実勢価格:1万8000円(185/65R16LT)
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