わずか182万円のストロングハイブリッド搭載車をご存じだろうか。プレーンな雰囲気だけど、物をどんどん積めて使い勝手のいいトヨタプロボックス。2018年にハイブリッド車が追加された時は「その手があったかぁ~」と驚いたが、その後、数回の一部改良で、いい感じに「磨かれている」! おまけに、劇的にキャラ変する「黒プロボックス」もカッコいいんです!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
【画像ギャラリー】トヨタ[積載能力自慢]の182万円凄いヤツ! もっと見ようじゃないか!(14枚)画像ギャラリー■WLTCモード燃費が22.6km/Lの働くクルマ。すばらしい!!
2018年。プロボックスとサクシードに1.5Lのハイブリッド車が追加!(サクシードはその後生産終了) 働くクルマだからこそ、実燃費がいいのは嬉しいかぎり。「トヨタさん、いいとこつくね~」と思ったもんです。
エンジン=74ps、モーター=61psという最高出力を打ち出すハイブリッドは2WDのみの設定で、WLTCモード燃費値は22.6km/L。実燃費が2割差し引かれると考えても約18km/Lなら、コスパ的にもうれしい。
しかも、2名乗車時で、みかん箱は38個、A4コピー用紙箱なら89個も積める! という積載能力を誇り、これぞプロボックスの真骨頂!!
しかし、商用扱いメインで使うクルマ。いくらハイブリッド搭載でも「価格がちと高いねぇ」という声もちらほら。
それを受け、2022年1月。プロボックスを一部改良するとともに、ハイブリッド車に装備を厳選し、価格を抑えた新グレード「GX」が設定されたのだぁ。「価格を抑える」という言葉……。庶民は大好きです!!
【画像ギャラリー】トヨタ[積載能力自慢]の182万円凄いヤツ! もっと見ようじゃないか!(14枚)画像ギャラリー■価格がちと高い? ならば、新グレード「GX」182万8000円でどうだぁ!
装備を厳選し、価格を抑えて誕生した、プロボックスの新グレード「GX」。装備が減り気味とはいえ、パワーウインドウは運転席と助手席にあり、電動格納式リモコンドアミラー。さらには、UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドアやバックドアなど)も備わるなど、必要充分ですよ!
そして、「GX」グレードの価格は182万8000円! プロボックスのハイブリッド・ラインナップのなかで一番低いグレードだけど、トヨタのハイブリッドシステムが備わっているのに、軽自動車の上級グレードの価格と同じくらいの価格。安い! もう……涙が出るほどうれしい!!
ちなみに、プロボックスのガソリン車を含めた全価格帯は、152万9000円~205万2000円。ガソリンの最廉価グレードの価格も驚くほど安いですね~。
■これなら車両後方も見やすい! 進化しているぜ、プロボックス
その後、2024年4月5日に再び一部改良。車両後方をより見やすくするため、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラー(上の画像)が標準装備されるなど、着実に進化しているプロボックス。
そして、商用車といえば白色ボディが浮かぶけど、黒色のボディカラーにすれば如実にキャラ変するのがこのクルマのよさ! その「黒プロボックス」と、「濃紺色プロボックス」を下で取りあげているので見てほしい!
そんなわけで、積んで走って燃費よしのトヨタプロボックス「GX」グレード、182万8000円! トヨタのハイブリッドはいろんな道を歩んでいるのだな……と実感した次第。筆者の推しは、やはり、イケメンに劇的キャラ変する「黒プロボックス」ですね!!
【画像ギャラリー】トヨタ[積載能力自慢]の182万円凄いヤツ! もっと見ようじゃないか!(14枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方