2022年6月登場の日産 フェアレディZ。開発費が跳ね上がるフルモデルチェンジではなく「ビッグマイナーチェンジ」とした日産開発陣の心意気は感涙モノだ。実質フルモデルチェンジ同然の進化を見せた日産 フェアレディZの魅力を改めて振り返る。
※本稿は2024年11月のものです
文:片岡英明/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
■日産 フェアレディZ(539万8800~920万400円)
3LのV型6気筒DOHCターボは9速ATとの相性がよく、鼓動を伝えながら痛快な加速を見せる。
車両型式は先代を受け継いでいるが、走りの実力と操る楽しさは2ランクほどアップした。
リニアなハンドリングもリア駆動のスポーツカーのお手本と言えるものだ。2023年に追加されたNISMOは、さらにキレのいい走り味を身につけた。
・登場年月:2022年6月
・おすすめグレード:バージョンS
・スポーツ度:★★★★☆
●日産 フェアレディZ【諸元】
・全長4380×全幅1845×全高1315mm
・ホイールベース:2550mm
・V6、3.0Lターボ(405ps/48.4kgm)
・WLTCモード燃費:9.5km/L(バージョンS、6MT)
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