2017年3月に登場したレクサス LC。高性能と高級感を兼ね備え、いまや日本車では見かけなくなった5リッターのV8エンジンを搭載する、クーペの最上級車種だ。「ラグジュアリー・クーペ」を意味する名を冠されたLCの魅力とは!?
※本稿は2024年11月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:レクサス、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
■レクサス LC(1400万~1533万円)
LCはレクサスに用意されるクーペの最上級車種で、セダンのLSに相当する。クーペながら全長は4770mmだからハリアーを上まわる。
パワーユニットは、V型6気筒3.5Lのハイブリッドと、今の日本車では貴重な5LのV型8気筒で、フロントミドシップに搭載する。ボディタイプは、V8エンジン搭載車では、電動開閉式ソフトトップを備えたコンバーチブルも選べる。
発売から7年以上を経過したから、先進運転支援機能などに設計の古さを感じるが、高性能と豪華さを併せ持つ日本では数少ない上級スポーツクーペとなっている。
・登場年月:2017年3月
・おすすめグレード:LC500 Lパッケージ
・スポーツ度:★★☆☆☆
●レクサス LC【諸元】
・全長4770×全幅1920×全高1345mm
・ホイールベース:2870mm
・V8、5L(477ps/55.1kgm)
・WLTCモード燃費:8.4km/L(LC500 Lパッケージ)
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