■ベースグレードでいろいろ遊ぶのがカスタマイズじゃないか?
自分好みに、自分色にクルマを染めていくことがカスタマイズの醍醐味だ。自分にとっての最低限度の必要なパーツを選び出し、少しずつ付けていくということが、カスタマイズをしている中での最大の楽しみとも言える。
昨今のクルマは色々付きすぎている感が強い。あれもこれも快適装備が付いていて、車両本体金額もドンドンと上昇しているのだ。もはや筆者も含めた一般庶民に、カスタマイズに割くお金の余裕は無い。
今、量販グレードや最上級グレードでカスタマイズを楽しむというのは、一部のお金持ちの贅沢な遊びになってしまっていると思う。
そこへ来て、MTGのようなベースグレードを使ったカスタマイズの提案は、幅広いユーザーのココロをしっかりと掴んで離さないだろう。手が届くカスタマイズで、リアリティがあるからこそ、真剣に提案を聞く事ができるのだ。
ド派手な全部付けカスタムを見て楽しむオートサロンももちろん良い。ただ、現実的かつ手が届く範囲内で、カスタマイズの楽しさをより多くの人に伝えるのもオートサロンに必要な役割ではなかろうか。
オートサロン常連である宮城トヨタグループの手がけたランクル250は、未来のオートサロンへの大きな提案のようにも見えてきた。このクルマは、私たちが忘れかけていたカスタマイズの本質を持っているのかもしれない。
【画像ギャラリー】ナローボディが最高にキマってる!! ランクルのあるべき姿ってこうじゃね??(14枚)画像ギャラリー
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