バブル期というとクルマでナンパに明け暮れた……というイメージになりがちだがさにあらず。深夜には無人となる埠頭などに改造した愛車で集まり、「ゼロヨン」で競い合う輩も存在した。その夜誰がいちばん速いのかを競い合っていたのだ!!
※本稿は2025年1月のものです
文:松村 透/写真:日産、トヨタ、マツダ、AdobeStock ほか(トップ画像=Tomasz Zajda@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
バブルなカーライフ:街道ゼロヨン
週末の夜、ナンパに精を出す若者がいる一方で、改造した愛車で夜な夜な「街道ゼロヨン」を繰り広げる硬派な面々も存在した。
深夜になると無人になる埠頭や工業地帯の直線道路にチューニングカーが列を成し、隣に並んだクルマとガチバトル! そして、最強のライバル、ポルシェ 911を倒せばヒーローとなった。
しかし、R32GT-Rの登場で勢力図が激変。弾け飛ぶようにスタートするチューンドR32GT-Rは街道ゼロヨン会場でも無敵の存在となった!!
●今振り返りひと言
自慢の愛車があれば誰でもエントリー可能な公道全開バトル。通報により駆けつけたパトカーからアクセル全開で逃げまどう光景は、映画『キャノンボール』の影響も少なからずあるだろう。
パトカーが去ってから再びゼロヨン再開。でも、一般道で180km/hオーバーとか無茶苦茶でしょ(汗)。
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