えぇ知らなかった!! 運転上手な人が必ずやる[足し算と引き算]とは

ブレーキ操作の大きさとクルマの速度は比例するように

ブレーキは速度が落ちていくと同時に踏力を減らしていくとスムーズな運転ができる(Adobe Stock@Manel Vinuesa)
ブレーキは速度が落ちていくと同時に踏力を減らしていくとスムーズな運転ができる(Adobe Stock@Manel Vinuesa)

 ブレーキ操作時に、頭がガクッと前に持っていかれるようなら、その踏み方は速度に対して大きすぎる。ブレーキは、速度が落ちるにしたがって、徐々に抜いていく、つまり引き算が大切だ。

 クルマの速度がのっているときに、大きめにブレーキを踏んでも、同乗者に与える影響は比較的少ない。この1回目のブレーキ操作で、同乗者に「減速するよ」と教えることも大切なので、ブレーキペダルは踏みしろの半分くらいまで踏んでもいい。

 そこから徐々に減速していく中で、ブレーキペダルの踏み方は、徐々に小さくなるように調整していく。そして停止直前には一瞬だけブレーキペダルを抜き、ゆっくりと踏み込む。最後のカックンが起きるのを防ぐ、運転上手のペダル操作である。

 ブレーキは最初に大きな踏力で操作したら、そこから少しずつ踏み込む力を引き算していくと良い。ブレーキ操作で最もNGなのは、途中で踏み増しをしてしまうこと。速度が小さくなっていればいるほど、踏み増した瞬間に同乗者は前につんのめり、頭が揺さぶられて不快感を持ってしまう。

 ステアリングは足し算、ペダルは引き算。出てくる答えは運転上手。これがスムーズな運転操作の方程式だ。意識することで、あなたも明日から運転上手になること間違いなし。

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