[春メンテ]が愛車の寿命にメチャ効く!!  交換すべき&やっておくこと6選

(4)タイヤの状態を確かめる

気温が寒い地域では空気圧が低くなっている傾向にあるので、適正値より高めに設定を
気温が寒い地域では空気圧が低くなっている傾向にあるので、適正値より高めに設定を

 雪国に住んでいるという人なら、春を迎える前にスタッドレスタイヤからサマータイヤへの交換は必須でおこなっていると思いますが、その場合も、あるいは雪国ではない地域の人も、遠出をする時期を迎える前に、タイヤの状態をしっかりチェックしておきましょう。

 チェックの項目としては、まずは空気圧の確認と調整です。空気圧が低い場合は安全性も燃費の面でも良くないので、適正値か、ちょい高めに調整しておきます。

 あとはタイヤ表面の硬化やひび割れの確認。これは目視でぐるっとおこないます。そしてタイヤの山の残量確認。スリップサインが出ているならすぐにでも交換しましょう。

⑤足まわりや下まわりの洗浄

サスペンションのアームをはじめとする下回りの洗浄も徹底して行うべき項目だ
サスペンションのアームをはじめとする下回りの洗浄も徹底して行うべき項目だ

 これも雪国のケースの項目ですが、雪深い地域の道を走ると、融雪剤の塩化カルシウムがサスペンションアームやスプリング、フロア面やフェンダーの内側などに残っている恐れがあり、それをそのまま放置するとサビの発生を進めてしまいます。

 春を迎える前のこの時期に、高圧洗浄機などを使ってしっかり下まわりを洗浄しておきたいですね。

(6)ワックスやコーティングも効果的

ワックスやコーティングはボディが傷つくのを防ぐ効果も
ワックスやコーティングはボディが傷つくのを防ぐ効果も

 先述のように春先には花粉や黄砂などの粉塵が多く飛来します。黄砂を残したまま運行していると、砂粒がこすれることで塗装表面に微細な傷が付いてしまいます。

 また、花粉の場合は塗装表面に固着した「花粉シミ」をつくってしまうのが問題です。場合によっては表面の付着に留まらず、塗膜の内部に浸食することもあるようで、ケミカルでもなか中取れないダメージとなるそうです。

 それらを少しでも防ぐため、花粉や黄砂が飛散する前に、ワックスやコーティングで防護膜を作っておくのは効果的でしょう。

【画像ギャラリー】冬から春に切り替わる今こそ確認したいクルマのメンテ項目を一挙公開!!(6枚)画像ギャラリー

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