■鈴木直也氏に聞いてみた

【編集部からのクエスチョン】総合ランキングで1位、2位となったボルボV40、ゴルフよりも直也さんはスイフトスポーツやフィットハイブリッドを高くランキングしているのが印象的。その理由は!?
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これは簡単にいえばコストパフォーマンスを考慮したから。
このジャンルの“適性価格”は200万円というのがぼくのイメージ。V40もゴルフも魅力的なクルマだけど、175万円のスイフトスポーツや193万円のフィットHVと比べると、やっぱりかなりお高く感じるわけです。
だって、普通の若いサラリーマンが「走りの楽しいクルマが欲しいな」と思ったとして、乗り出し300万円オーバーというのはちょっときついでしょ?
高出力とか、快適性とか、ブランドイメージとか、そういう余計な(といっちゃ言いすぎか?)モロモロを抜きにすることで、スイフトスポーツはすごく買いやすくなってる。しかも、いちばん大事な「走りの楽しさ」のコア部分は、とても上質で充分満足できるものが残ってる。
このあたりが、ぼくの順位づけの理由です。
そんなこと言うと「でもお前は300万の208GTiを2位にしてるじゃん」、というツッコミが入るかもしれませんが、ゴメンナサイ、このへんは完全に個人的な好みです。
プジョー208GTiはこのクラスのスポーツHBの中で珍しく古典的な“ホットハッチ”感覚を色濃く残したクルマで、スイフトスポーツ同様「ぜひMTで走りたい!」と思わせるキャラクター。ここに惚れて2位ということにいたしました。
総合で1、2位となったV40とゴルフについては、まったくその結果に異存はないのですが、強いて注文をつけるとすれば、この上位2車には「若々しさが足りない」という感じでしょうかね。
■国沢光宏氏に聞いてみた
【編集部からのクエスチョン】国沢さんが16位と、低めの順位付けとしたフィエスタを石川さんはトップにランキングしています。そのあたり、どのように思いますか!?
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私の順位はあくまで「私が魅力を感じるかどうか」という観点から決めている。
だからこそVWゴルフを高く評価しつつも(知人や友人から相談されたら最初にゴルフ7を挙げる)、1位にランクしたボルボV40を買ったのだ。
石川兄はクルマのハードで順位を付けているのかもしれません。石川兄がこのジャンルから1台自分のクルマを買うとすれば、100%フィエスタにゃならんと思う。
私がこのリストのなかからフィエスタを買う確率は、やっぱり16番目くらいだと考えます。なぜか? よいクルマと楽しいクルマって違うからだ。
レヴォーグの紹介記事で「欧州フォードのクルマは凄くよいけど日本じゃ売れない」と書いた。この文法がキッチリとフィエスタにも当てはまる。ハンドル握るとホントによくできたクルマだと思う。大先輩の石川兄が1位にしちゃうのだってよ~く理解できるけど「だったら日本車でもいっか」になるワケ。
ここまで読んで「それでも16位はないだろ!」と思うかもしれません。繰り返しになるが、ハードの評価だけすれば、余裕のシングル順位になる。
簡易型ながら自動ブレーキ標準装備だし、このクラスじゃ珍しくツインクラッチATを採用。装備内容を考えたら、お買い得感満点の価格設定かと。でも輸入車を買うのなら、趣味性の高いモデルを選ぶ。

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