トヨタRAV4のフルチェンジが噂されているが、ライバルのホンダCR-Vだって負けちゃいない。現在は燃料電池モデルのみだが、今年後半には内燃機関モデルも日本導入されるというのだ。これ結構期待してるのだが、はたしてエンジンは何が入ってくるのだろう!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
【画像ギャラリー】燃料電池版とは違う! エンジン版CR-Vをじっくり見て!(19枚)画像ギャラリーFCEVと内燃機関モデルはいろいろ違う
かつてはホンダの大ヒットSUVだったCR-V。とはいえ、2022年に5代目モデルが生産を終えると次の6代目モデルは日本でおあずけ状態となり、2024年にようやく燃料電池(FCEV)モデルが導入されるという経緯をたどった。
とはいえ、6代目モデルの山場はむしろこれからといえる。主力ともいえる内燃機関モデル(ハイブリッド含む)が、2025年後半に日本上陸を果たすはずだからだ。
ちなみに燃料電池モデルと内燃機関モデルは、パワートレイン以外にも相違点がある。
まずフロントマスクは、上品でおとなしげな顔付きのFCEVモデルに対して、内燃機関モデルはフロントグリルが大きく、SUVらしさを高めている。WR-Vに似た印象だ。
ボディサイズも違う。FCEVモデルはパワーユニットの都合から全長が4805mmと大きいのだが、内燃機関モデルはこれが10cmも短縮されて4694mmとなる。長い全長がCR-V購入の足かせとなっていたユーザーは、再考に値する変化といえる。
さらにFCEVモデルは、水素タンクの関係もあって後席リクライニングがわずかしかできなかった。内燃機関モデルならこの点も改善が期待できるだろう。
日本には2Lハイブリッド導入の噂が高いが……
その内燃機関版CR-Vだが、北米市場では2Lエンジンをベースのハイブリッドと、1.5L VTECターボベースの純ガソリンモデルをラインナップする。それぞれのパワーは前者が204ps、後者は190psだ。
さて、日本にはどちらが入ってくるのだろうか。これまでの情報ではハイブリッドモデルが「e:HEV」として導入されるという可能性が高い。
たしかにまっとうなプランではあるのだが、気になるのが価格だ。現行CR-Vは北米とカナダで作られているため、輸入という形になるが北米のハイブリッドモデルの最低価格が3万4650ドル(約500万円)であることを考えると、ちと高い。
いっぽう純ガソリンモデルなら、最廉価グレードが3万100ドルで手に入る。約430万円とがぜんお手頃だ。エントリーユーザーを捕まえるためにも、ガソリンモデルもラインナップしてほしいと考えるのは、ベストカーWebだけではないだろう。
RAV4やエクストレイルといったライバルとの競合も考えると、ここはぜひとも思い切ったプライスを打ち出してほしいところ。装備を見直して300万円台後半のガソリンモデルがあれば話題を奪えると思うのだが、どうだろう。内燃機関モデル発売の知らせを楽しみに待ちたい!





















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