マツダ センティア伝説1:漂うバブルの残り香……姉妹車はアンフィニMS-9
マツダセンティアといえば、1991〜1994年に存在していた本格FRラージセダン「MS-9」を思い出さずにはいられない。
バブル期の5チャンネル化に伴い、アンフィニ店で併売されてた姉妹セダンで、骨格は当然同じでグリルとホイールとボディカラーの違いぐらい。2代目の時にはなかったが、もしやMS-9が消えると同時に登場したのが2代目なのかも?
マツダ センティア伝説2:欧風エレガントな初代! 微妙アメリカンな2代目!!
中古市場では「クジラ」と呼ばれ、2代目以上に人気なのが初代センティア。パーソナルユースに徹した当時珍しい欧風フォルムが魅力で、日産レパードJフェリーと並ぶ「ジャガー的フォルム」が魅力。
しかしバブル崩壊後、よりビジネスシーンで役立つ押し出しグリルのフォルムに。縦置きV6エンジンも3Lのみになり2.5Lは廃止された。
●小沢コージ氏の評価
・タイムスリップ度:★★★
・レア度:★★★★
・お金かかりそう度:★★
・乗って楽しい度:★★★
クラウンでもセドグロでもない無国籍セダン風だが不思議な懐かしさアリ。広さ、乗り心地申し分なくFR車の癒やしアリ。お買い得かと。
●マツダ センティア 懐かしスペック
・カテゴリー:5人乗り4ドアセダン
・全長×全幅×全高:4895×1805×1420mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:1580kg
・エンジン:3L・V型6気筒DOHC
・最高出力/最大トルク:205ps/27.7kgm
・ギアボックス:4速AT
・駆動方式:FR
・サスペンション:前=マルチリンク式 後=マルチリンク式
・国内累計販売台数:1万8000台
・コンセプト:遊想パーソナルセダン(初代)

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