マツダ ロードスターのソフトトップ×2Lエンジン仕様を買うかRFをカスタムするか予算500万円ならどっちが幸せ?

マツダ ロードスターのソフトトップ×2Lエンジン仕様を買うかRFをカスタムするか予算500万円ならどっちが幸せ?

 日本での展開が正式に決まったソフトトップ仕様のロードスター2Lモデル。しかし価格は500万円から。一方既存モデルのハードトップ仕様であるRFはアンダー500万円で自分好みにカスタムも可能。予算500万円ならどっちを選択するべきなの!?

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

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500万円から変える2Lモデルはぶっちゃけ高い?

東京オートサロン2025で正式お披露目された12R
東京オートサロン2025で正式お披露目された12R

 今年の東京オートサロン2025でついに正式発表となった、マツダスピリットレーシングロードスター。これは今まで国内のラインナップには存在していなかった、ソフトトップに2Lのエンジンを組み合わせたもので、2015年のデビュー時から常に登場を期待する声が出続けていたものだ。

 そんなマツダスピリットレーシングロードスターには、12Rと呼ばれるチューニングモデルが存在し、エンジンは人の手によって専用パーツをふんだんに使って組み上げられ、200psを発生するほか、足回りにもレースで培った技術を投入したもので、700万円台の価格となることと200台の限定販売であることがアナウンスされたのも記憶に新しい。

 マツダスピリットレーシングロードスターは限定販売の12Rばかりが注目を集めがちだが、実は通常(?)のモデルも存在し、こちらは500万円台での販売が予定されており、特に限定数も決められていない。

 こちらはRFに搭載されているままの184ps仕様の2Lエンジンで、ラジエータの変更によって冷却系を強化。

 エクステリアには新規開発のエアロパーツが備わり、足回りは専用チューンのビルシュタイン製の車高調整式ダンパーやブレンボ製ブレーキシステム、レイズ製の鍛造アルミホイールなどが備わり、サーキット走行も視野に入れたものとされている。

 このようにエンジンが2Lになるだけでなく、専用パーツも多くおごられているため、500万円台の価格も決して高くない……と言いたいところだが、それだったらRFを買って自分好みにカスタマイズをするというのも選択肢のひとつではないだろうか。

RFを自分好みにカスタムしてみるのも結構魅力的かも!?

予算500万円でRFを購入した場合カスタム費用にお金を費やすことができる
予算500万円でRFを購入した場合カスタム費用にお金を費やすことができる

 RFはエントリーモデルのSで379万6100円、装備充実のスポーティモデルのRSで430万8700円となっている。

 マツダスピリットレーシングロードスターの500万円台が、どのあたりの価格帯を指しているのかは不明だが、仮に500万円ピッタリだったとしても、Sで約120万円、RSでも約70万円の予算をカスタマイズに回すことができる計算になる。

 もちろんメーカー謹製のコンプリートカーとしての魅力もマツダスピリットレーシングロードスターにはあるため、どちらが優れているとは一概には言えないが、純粋に走りを楽しみたいと考える人にとってはベース車を一から自分好みに仕上げるというのも楽しみのひとつとなるハズだ。

 また、ロードスターのスペシャルショップの中には、ソフトトップモデルをベースに2Lエンジンを換装し、公認車検まで取得してくれるカスタマイズを行ってくれるところもあるので、そういったショップに相談するのもアリだろう。

 いずれにしてもマツダスピリットレーシングロードスターが登場したことで、ユーザーの選択肢が増えたことは間違いなく、今後どのように発展していくのかも期待しながら見守りたいところだ。

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