次世代ラージ商品群のCX-60やCX-80が登場し、2025年7月10日より新型が発表される予定のマツダCX-5。登場からすでに8年が経過した2代目モデルは、たゆまぬ改良の結果一線級の人気と実力を兼ね備えた。新型の登場で、型落ちとなる2代目CX-5を狙っている方もいるだろう。それならば、2代目CX-5はどのグレードがオススメとなっていくのか!?
文:小鮒 康一/画像:マツダ/予想CG:ベストカー編集部
【画像ギャラリー】ブラックセレクションにレトロスポーツ! アウトドアを求めるならフィールドジャーニーもあるぞ!! フルモデルチェンジ直前エディション!(10枚)画像ギャラリー使い方に合わせてパワトレを選ぶべし!
現在、CX-5に用意されているパワートレーンは2Lと2.5Lのガソリンエンジンおよび2.2Lのディーゼルターボエンジンの3種類で、トランスミッションは全車6速ATとなる。過去には2.5Lガソリンターボや6速MTがラインナップされていたこともあるが、現在はラインナップから消滅している。
また駆動方式は「field Journey」系が4WDのみとなる以外は、すべてのグレードで2WDと4WDを選ぶことができる。
ここで先に決めておきたいのがパワートレーンだ。パワフルかつ軽油で走ることができるディーゼルターボが魅力的に映るかもしれないが、短時間や短距離の使用がメインとなるとエンジン内部にススが貯まりやすく、不具合の原因となることもある。
また、専用のエンジンオイルもガソリン車に比べると割高で、チョイノリが多い人には不向きなエンジンとなる。
そのため、そこまで距離を乗らない人であれば、同一グレードで比較しても30万円ほど安い2Lガソリンモデルがオススメとなるだろう。
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逆に長距離移動をガンガンするという人であれば、ディーゼルターボを選ぶことでトルクフルな走りや軽油のコストパフォーマンスの恩恵を受けることができるハズだ。
一方グレードについては、人気のハンズフリー機能付パワーリフトゲートを標準装備としつつも価格を抑えた「i Selection」が魅力的に見えるが、7インチマルチスピードメーターが備わらず、センターディスプレイも10.25インチではなく8.8インチとなり、シート&ステアリングヒーターも非装着となるなど装備がかなり厳選されるので、コストパフォーマンス最優先という人以外にはオススメしづらい。
そのため、i Selectionの約30万円プラスで、上記の装備のほか運転席パワーシートやワイヤレス充電、19インチタイヤホイールなどが標準装備となる「Black Selection」が価格と装備のバランスの取れたグレードと言えるだろう。
また、キャンプや釣りといったアウトドアレジャーに頻繁に行くようなユーザーであれば、専用のオフロードモードが備わる「field Journey」がオススメで、特別な世界感を持つ「Retro Sports Edition」や上質な「Exclusive Mode」、スポーティな「Sports Appearance」などは、その専用装備に魅力を感じた人が指名買いしても後悔することはないハズだ。












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